オオルリやキビタキ等の夏鳥の渡り直前というのに、お馬鹿なmedaichiは、またデジスコ沼に首までつかってじたばたしています。今度のトライはPanaのDMC-GX8です。現行機種のGM1との違いは、同じm4/3センサですが大雑把にいうと、2.030万画素と高画素化したこと、4K-PHOTO対応ぐらいです。GM1はデジスコ適性もありコンパクトで良くできたカメラなんですが、なんでまた新機種トライするかというと、ぶっちゃけ、あの1円玉より小さなダイヤルをクリクリやって、露出補正やなんだかんだ設定するのが難しくてイラッと来たことが本音です。実際、補正中のエラーで何度も撮影機会をにがしています。
絞り込むと露出が暴れるというか、露出オーバになる傾向は本機でも見られます。結論を言えば開放オートで撮れますから、余裕があれば3段位絞ってプレヴュー無視、-3段補正で最高画質を狙うってことになりそうです。まだきちんとアダプター組んでないので評価はできませんが、仮組みで撮ってみると精細感があって、いい感じの絵が上がってきます。
軍艦部分・・・ちょっと旧いか、カメラ上部のモードダイヤルの下にガッツリ露出補正のダイヤルが乗っかってますね。あと、電源のON/OFF部のダイヤルやシャッタボタン部のダイヤルに絞り値とかシャツタ速度などを割り振りできますから、操作性については、今までのデジスコ用のコンデジとは別格のアドバンテージがあります。
もう一つの目玉は「4Kフォト」モードの搭載なんですが、なじみのない方もおられるとおもいますが、ようはフルハイビジョンの4倍の解像度の動画機能で撮影した秒間30コマ連写のなかから好きな瞬間を抜き出すもので、動体、とくに野鳥の撮影などではこれからが期待されています。撮影時には気付かなかったナイスな瞬間なども捉えることができるかもしれません。
4Kフォトモードには3つあって、シャッターボタンを押している状態のときだけ4Kフォトで記録する「4K連写」、シャッターボタンを押すと4Kフォトでの記録を開始、次に押すと終了する「4K連写(S/S)」、シャッターを、押した瞬間の前後1秒ずつを記録する「4Kプリ連写」があります。いずれにしても、まだ未開拓つうか、挑戦しているデジスコ屋さんもこれからだろうし、まあ、ああだこうだやる余地の残されている分野ではあると思います。
GM1sと比べてみると、でかいですねえ。センサの発熱の関係か、カメラボディは大きくならざるを得んみたいで、操作性は良いとしてもセッティングで苦労しそうだなあ。