月別アーカイブ: 2017年3月

いきなり大物が・・・3/30(木)ヤツガシラがでました

170330yatsugashira野鳥園に着くと、お客様から「朝、干潟の草地にヤツガシラいたよ~」と情報をいただいた。緑地に移動したようなので探しに行くことに・・・。前回、2014年の春に観察できたあたりを丁寧に探した。はばたきの丘北面、北観察所~奥階段にかけて・・・。まっ、この子大きいし、飛んでくれたのですぐみつけることができた。あまり寄れる鳥ではないので、デジスコのアドバンテージを生かして50m位から撮影を始めたが、思いっきり警戒されてしまったW

170330yatsugashira2 ふつう、地面で採餌しているのね。野鳥園では黒松林の堆積した松葉があるところにいる。しばしば、何か食べているのだが良くわからない。植栽を植えるために掘り起こしたところではミミズかもしれないし、medaichiは一度、ケラを丸呑みしたのを観察したことがあります。ゴミムシなどの甲虫とか小型の動くものは何でも食べるのじゃないかと・・・。容姿のわりに意外と悪食・・・って、野生動物に関わるものがそんなこと言っちゃいけませんW

170330yatsugashira3 ホントは、ルリキビ探すつもりでいたんだけれど、いきなり大物が出ちゃいましたねえ~。今季の鳥運を使い果たしちゃった~、みたいなことにならないといいんですが。まあ、ぼちぼちやります。野鳥園では、なかなか逢える子ではありませんが、ヤツガシラ君のおかげで、今季の幸先よいスタートが切れたようなんで頑張ります。お馬鹿なブログですがよろしくお願いします。

3/29、夏鳥たちはまだのようです・・・。

170329someiyoshino なんでも、大阪の桜の開花予想は今日、29日だそうだが、野鳥園のソメイヨシノ達はまだ咲いていなかった。medaichiが勝手に基準木とした、展望塔前のソメイヨシノもまだこんな感じだ。週末、この土日には、ちょうど渡りの夏鳥たちといい感じになりそうだ。

170329toratsu今日は休館日ですが、仕事が午後からになったので、サーバのメンテナンスをするつもりで事務所へ・・・。ダル~い作業の合間に、夏鳥を探しにいくことに・・・。夏鳥たちはまだのようでした。今日は暖かくて穏やか、明日は期待できそうです。んなことを考えていると、足元にドサッと大きなとりが・・・、はばたきの丘に居ついているトラツグミ君か~って、おまえさん、近すぎないかW

この子は逃げませんね。もとがボ~っとした鳥だけど、ここまで逃げないのはねえ・・・。デジスコはみ出そうだし・・・。ムクドリより近いしW  この子はほんわかといい味だしてます。せっかく掘り出した虫をムクドリに取られたり。呑気なところがなんとも可愛い。まあ、せっかくだから、記念撮影を・・・。今季は各地でトラツ、多いみたいなこと聞きます。夏鳥たちはまた明日探します。

170329hikuina今朝のヒクイナ・・・。早朝からよく鳴いていました。この子はクイナに比べるとちっこくて可愛いですね。medaichiは保護個体を手に取ってみたことありますが、写真なんか全然、それは美しい野鳥ですよ~。その時の印象があるから、こんな写真撮影しててもナンカ空しいけど頑張ります。

今朝はヒクイナとオオジュリン

170316hikuinaMHさん、ヒクイナの情報をありがとうございました。今朝は汽水池の手前の干潟でウロウロしていました。繁殖の記録もあるので、動きが活発になってくれば春から先も観察のチャンスがあるかもしれません。楽しみですねえ~。それにしても、この子、ピント合わせに苦労します・・・。100枚切って使えたのこれだけ・・・W

170316oojuri オオジュリンも葦原でよく飛んでくれました。遠いですけどね・・・。頭の黒くなっている子も3羽ぐらい観察できました。冬の間、こんなに個体数多くなかったと思いますから、移動の群れが入ってきているのだろうと思います。

皆さん!! 3月も中旬・・・。10日もすれば、桜が咲き始めてオオルリだのキビタキだのって話題が揚がってくる季節になりました。今日は、medaichiも、双眼鏡とデジスコのメンテナンスをすることにします。

鳥見るとき、何履いてます・・・? その2

バードウォッチング関係の本とかサイト見ると、「公園や緑道ならスニーカーでもよいですが、野山や足元の悪いところなら、トレッキングシューズがお勧めです。」なんて書いてある場合もあります。medaichiは昔はネジの緩んだ山屋だったので「んっ?」と思ったのですが、「トレッキングシューズって、オーバースペックじゃね?」ってことですね。scarpa

medaichiがお山に登っていたころは、登山とトレッキングの違いっていうと「雪のある所より上に行くのが登山、雪線より下を行くのがトレッキング。」って言ったと思います。ぶっちゃけ、12本とか10本爪のアイゼンが付けられるのが登山靴、アイゼンが付けられないのはトレッキングシューズなんて大雑把な区別ですね。実際、medaichiは、夏の北アルプスの稜線ルートならたいていは、上の写真のようなので行ってました。

sole_shank2

イラストで説明するとこんな感じ。ハッキリ言って登山道を、ある程度重量のある荷物を担いで、数日歩くための靴ですから、結構、しっかりした作りになっています。街中の靴との一番の違いはソール(靴底)の硬さにあります。曲がりにくいので平坦な整備された道では歩きにくいです。日帰りのハイキングやバードウオッチングのように、荷物の少ない場合は行き帰りが、ドタドタして歩きにくいもんです。medaichiがお山に登り始めたころは、革の重たい登山靴か、せいぜいキャラバンシューズ(うわ~っ、懐かしい!!今の人、わからないだろうな~W) しかありませんでした。

そんな旧い話は置いといて、いくらスニーカーで通しているmedaichiでも、冬はきついですW それと、雨に降られると難儀します。余談になりますが、先輩から「山の三種の神器は、リュック、雨具と靴」なんて教えられました。いくら良い雨具を着ていても、特に冬は靴が濡れるとうっとうしいので、良い靴が欲しくなります。トレッキングシューズほど大げさでなく、アウトドアで気軽に履けるの・・・。hikingboots

今は良い靴がたくさんありますね。いわゆるアウトドアシューズとか、ハイキングシューズとかにジャンル分けされるのでしょうか? medaichi的には、「ここからはトレッキング向け、ここからはハイキング向け」というようなものは、今はハッキリ区別できないと思います。それだけ選択の範囲が多すぎて、かえって面倒になっているのでしょうね。

まあ、バードウオッチングなんて浮世離れしたというか、空や、樹の枝先ばっか見上げてるような趣味は、文字通り足元がおろそかになりがちなもんです。バードウオッチングに向く靴といえば、ちょっとした不整地・フィールドで、気を遣わずに楽に歩きまわれる靴ってことになるのでしょうね。そういった意味合いでなら、スニーカーよりも、最初は違和感あるかもしれませんが、このようなミッドカットのアウトドアシューズにアドバンテージがありますね。

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寒い季節もさることながら、およそ、アウトドアでの楽しみは足元を濡らしちゃうと半減するものです。日帰りの鳥見でも、撥水・防水の効いた靴は助かりますね。野鳥園ですら、朝露の芝生や、雨上がりなんか、スニーカーだとズクズクに濡れますもんね。medaichiは、冬の間や、雨にやられそうなときは、こんな革のモデルを使っています。

こちらは低山や河原みたいな、ちょっとした不整地歩きのイメージで靴を探しているのに、登山用品店で「トレッキングシューズ」なんていうと、夏場の北アルプスでも行けそうなの勧められることもありますからねえ・・・。「よく行って、金剛山、林道歩き、日帰りのみだいっ!!」って、ハッキリ言いきってくださいねW