6倍機を比べてみた

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前回、勝間GROLY QF 6×30 SB-Dとmedaichiの標準機のスワロ君とで色収差のお話ししましたけど、スペックの違う機種同士でいまいち「なんだかなぁ~・・・感」満載でしたのでW。 medaichiの僅かなポロ機のストックのなから、同口径・同倍率のVIXEN ATREK Light BR 6×30 WPに登場していただき比べてみました。最近、発売になった機種で、外装も現代的・・・、ちょっとチャラいけど、まあ、バランスよく見えるし、諭吉先生お一人様位のお値段だから、入門機としてはお勧め・・・なんだけど、まあ、8倍か10倍機買っちゃうだろうなあと・・・人情としてW

katsuma_vixen2 ほら、見口だってゴムじゃないし、接眼レンズの口径だって 勝間GROLY QF 6×30よかずっと大きくて、最近の双眼鏡だな~って感じするでしょ。防水処理もされてますし~。

katsuma_vixen3bまぁ、要は白い灯台を、中央と視野の70%位の位置に置いて写真を撮ってみようかなというお話katsuma_vixen4b

VIXENのATREK Light BR 6×30、新しい機種なもんで、アイレリーフは18mmとたっぷりあるので、撮影は楽でした。この「撮影が楽」って部分なんですが、medaichiは「カメラのレンズに入れ易いんなら、人間の目でも見やすいってことなんだろうな・・・」なんて勝手に解釈しています。

katsuma_vixen5b(画像をクリックすると大きな画像が開きます)  眼視ではそれほど差がないように見えましたが、色の抜けの良さ、コントラストの差はコーティングの差でしょう。視野中央なのでしっかり解像しているようですが、解像感の差はレンズ設計と工作精度の差と思われます。VIXENのATREK Light BR 6×30・・・健闘していますが、勝間GROLYの QF 6×30のこの辺りは、ハイエンドに迫るものがありますから、視野の明るさ、コントラスト、解像感をカメラのレンズは描写してしまいますね。とは言え、双方ともに色収差については、ほとんど感じられません。

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(画像をクリックすると大きな画像が開きます)  さて、視野の70%付近になると、VIXENのATREK Light BR 6×30には、灯台の左に青紫系、右に緑青系の収差が現れてきているのがわかります。勝間GPOLY QF 6×30ではほとんど感じられません。色収差については極めて優秀と言えそうです。しかし、像質を見ると円周方向に崩れが顕著です。VIXENのATREK Light BR 6×30では、像質の崩れは補正され、緩やかに思えます。

色収差は色のにじみてですから、必ず解像感に影響しますが、周辺部の視野については、像質の崩れはレンズ設計による差異もあります。勝間GPOLY QF 6×30、昔風の双眼鏡の見え味ということが良くわかります。

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