一昨日撮り損ねたアトリ達、いまのところ20羽+の小群が園内にいます。水溜りに降りてきますから、まあ待てばとれるんだが朝早くは暗くて、シャッタスピードか上がらず手こずりますW。水溜り以外ならアキニレの樹かな。
月別アーカイブ: 2020年10月
今日のミヤマホオジロ・・・
トラツグミとややこしいマミチャジナイ・・・
先日から出ていたが、medaichiは「トラツ・・・? あんなボ~っとした( 虎ちゃんゴメンW )、いつでも撮れるよね~W」とヘラヘラ笑っていたら全然撮れてなかった。やっとこさクロツグミをおさえて、心を入れ替えて今朝は出撃。ムギマキ、ミヤマホオジロに目もくれず、今朝は大型ツグミ類に集中!! でもって、盛大に落ち葉をひっくり返していたトラツグミ君を撮影できました。
ん~、またややこしい鳥を撮ってしまいました。マミチャジナイの第一回冬羽まではいいんですが・・・。雌雄がね。ああアカハラにも不明瞭ながら眉班のある個体もいますが、この場合は白い眉班が目先からが後ろまで明瞭だし、嘴基部から目下の班もありますからマミチャでいいと思います。
第一回冬羽は前稿のクロツグミでお話したように、大雨覆先端のGC班があることでわかりますが、マミチャの第一回冬羽も♂の頭部は灰色味があり、ある図鑑には目先が黒いとありました。暗い所の撮影で写真がつぶれているので、この写真では判断できません。喉が白いのが♀の特徴とどこかで読み散らかした記憶がありますから♀かもしれません。まあ平素の不勉強の報いでしょう。
この子は数年2012年10月26日ですから、ちょうど今頃撮影したマミチャジナイの第一回冬羽なんですが、medaichi的には、頭部に灰色味があり、目先が黒く、喉下も暗色というのはこういうことかなと思っているわけです。地雷原もええとこなんですが、ご存知の諸兄がおられましたらアドバイス願います。第一回冬羽の雌雄沼・・・
クロツグミとか・・・
今朝は全然撮れていなかった大型ツグミ類を探して、早起きして野鳥園へ。階段下でツグミ類の声がしたので待つとクロツグミの♂が・・・。第一回冬羽の男の子だ。外側大雨覆にGC班のある幼羽が残っているし風切も褐色だ。GC ( greater coverts ) 班とは大雨覆先端にあるバフ色の斑で、ツグミ、ヒタキ等の幼羽の決め手になる場合があります。
クロツグミの幼羽から第一回冬羽への換羽は、大雨覆の内側数枚を換羽しますが、外側数枚の大雨覆は褐色の幼羽を残しています。でもってそれは翌年の夏まで残るため、第一回夏羽個体の識別は褐色の幼羽の有無を確認すればいいということになります。同様に尾羽も換羽しませんから、第一回夏羽個体では幼羽のままと思われます。
この子は、別個体だが春のわたりで撮影した第一回夏羽。頭部、上面は灰黒色がかり、喉下に褐色班が見られる。風切羽、初列雨覆、小翼羽、外側大雨覆( GC班は摩耗してよく見えない )は褐色の幼羽のままだ。この写真では判りづらいが尾羽も同様に幼羽のままと思われます。
この子は以前春に撮影した成鳥♂と思われる子。風切も黒く大雨覆にも褐色味のある幼羽は残存している様子はない。なにより頭部、腮から喉下が黒く褐色班がない。
今朝はノジコだけ・・・
ムギ君を探しに緑道をうろつくmedaichiではあるが、例によってmedaichiはムギ君とは相性が悪い。N村さんが朝、はばたきの丘北面で♀タイプを撮っておられ、medaichiも後追いで通っているのに逢えていないW。で・・・「チッ、チ」とホオジロ類の地鳴きがするので固まっていると、地表から上がった子が、「ウロッ??小さい??」
頭部が見えなかったので一瞬ホオジロと思ったが、無地のお顔と白いアイリングでノジコでした。目先が黒くないので♀と思うんだが、妙に頭が緑っぽい・・・? 肩羽茶色いし・・・頭部も別の写真では頭頂にかけて褐色味かかっているので「♀でいいや」WW。ん~、ノジコって個体数少ないしあんまり見たこと無いのでよく知らんし~、非繁殖期ってよくわからんので適当です。不悪!