マミジロ・マミチャ狙いで出撃しましたが、例によって大量のボツ写真を生産する羽目にWW。オオムシクイとかキビの♀タイプとかいっぱいいるんですけどね。まあオオムシクイ君がお腹を見せてくれましたので揚げときます。
オオムシクイの下面はメボソムシクイと同じく汚白色ですが、黄色味は乏しいようです。体側部、脇に灰褐色の部分があり、下尾筒にかけて僅かに黄色味が感じられます。下嘴の暗色部は個体差があって少ないものもいます。
キビタキはまだたくさんいるが♂成鳥は少ない・・・。でもって「♀ばっかりだよ~」ってお話しになるのだが、そう言っちゃうと当ブログ的にはなんの面白みも無くなっちゃうので、今日はキビタキ♂の第一回冬羽のお話し。オオルリの♂第一回冬羽みたく、体は青いのに頭だけ褐色ってことならわかりやすいのだが、当ブログのお客様にはもう少しこだわっていただきましょうW
この春、4/23に「キビタキ♂第一回夏羽」について書いているので併せて読んでいただけるとわかりやすいと思われます。キビタキの年齢の識別はさほどむずかしくはないが、幼羽から第 1 回冬羽への換羽については体羽,小雨覆,中雨覆と大雨覆,三列風切の一部だけを換羽し、第 1 回冬羽の時点で,内側大雨覆や腰,尾羽の一部に雄の特徴が見られる個体もあるので注意が必要だ。つまり♀の様に見えて実は♂の特徴が出ている子がいるってことですね。
そう、キビタキの♂は「第 1 回冬羽の時点で,内側大雨覆や腰,尾羽の一部に雄の特徴が見られる個体もある」のだ。で、例によって「図鑑に書いてあることが実際にどう見えるか・・・」というのは当ブログのテーマのひとつだから、medaichiとしてはスルーはできんわけで・・・