日別アーカイブ: 2021-04-22

ホウジャクのこと・・・

犬は歩けば棒に当たるらしいのだが、medaichiは歩いても鳥には当たらなかった。せっかくカメラを新調したのに・・・。久しぶりにホウジャクを観ました。バードウオッチングのネタでいうと古典になるわけなんですが、「花にホバリングしてるハチドリみたいなのがいたんですが、日本にハチドリいるんですね・・・」つうやつですね。ホウジャクは蛾の仲間です。昼行性で筒型の花に来ているのをよく見ます。

ハチドリの仲間って300種くらいいるらしいんですが、北米あるいは中南米産ですから日本にはいません。ところが鳥にしては形態習性が面白いので、昔からよくテレビ番組なんかでよく取り上げられていたので知名度は抜群なんですよね。

長い口吻で花の蜜を吸っているところが撮れました。この口吻、使わない時は蝶の様にクルクルと巻き込むんですね。ん~、デジスコでは撮ったこと無い画像だなあ。これから昆虫ネタとか増えるかもWW

ヘラサギ、残っている子・・・

今季、最後まで残っていたヘラサギはこの子です。初列風切の先端に暗色班が残っていますから成鳥というわけではありません。春になっても冠羽も認められません。嘴表面のシワシワは出ていますから3年目春の個体なのかもしれません。ああ、失礼しました。本稿のお写真は3枚ともお客様のK村さんに頂戴しました。多謝。

せっかく、展望塔前に来てくれたうえ採餌も見せてくれたので、何を食べているのか見てみましょう。嘴を干潟の水中に突っ込んで振り回しています。カニを捕えましたね。このサイズは丸呑みしていました。

どの本だったか忘れましたが以前読んだ図鑑に、「干潟では水中で嘴を動かし、嘴に触れた魚を捕える・・・」というような記述があったのですが、疑り深いmedaichiは「んなことできるんか~?」とずっと思っていたのですが、今回、目の前で見事にハゼの仲間を捕えてくれましたので安心してお客様にお話できるようになった次第。そう、何事も鵜呑みはいけませんね。図鑑や資料の記述も実際のフィールドで観察してこそ一歩前進と常々思います。K村さん、素晴らしいお写真をありがとうございました。