「今季はサメビタキ属~」等と不埒にも広言しておきながら全然撮影出来てなかったmedaichi・・・まあ要は本サイトのコラムで、サメビタキ属3種の嘴の形状について言及しておきながら、サメビタキの嘴の良い写真が無くて更新できていなく焦っていたのがホントのところです。
このところ神ならぬ「困った時の猫W・・・」で、お客様のミッツ黒猫さんに厚かましくも「サメビタキいたら写真おねがいしますう・・・」とお願いしていたら、あっさり撮っていただけましたW。しかも見上げの嘴の写真まで・・・。平身低頭・三拝九拝わけのわからない状態となりましたが、まあいいでしょう。下の画像は本サイトのコラム用に加工したものですが、左のサメビタキの嘴の写真はミッツ黒猫さんに頂戴したものです。
手元の資料によると嘴の長さはの計測値はコサメビタキ8.5-11.0mm、エゾビタキ10.5-12.5mm、サメビタキ9.5-10.0mmとあります。コサメビタキの嘴って個体差多いんですね。嘴の幅は別資料ですがコサメビタキ口角で6.5~7.5mm、サメビタキ口角で8.5~9.5mmとなっていました。(エゾビタキ不明)
意外にも一番嘴が短くておちょぼ口かと思っていたサメビタキ君が口元でワイドな大口Wと判明。①「サメビタキの嘴の形状は先端部のシャープなほぼ正三角形で下嘴の基部にコサメビタキより 狭い黄褐色の部分がある。長さは一番短い。
②エゾビタキの嘴の形状は幅の狭いシャープな真ん中の凹み気味の二等辺三角形。
③コサメビタキの嘴の形状は基部の狭い真ん中の膨らみ気味な二等辺三角形で、下嘴基部の黄褐色の部分は幅広である。
以上の3点を整理することができました。かなりサメビタキ属の嘴のイメージを修正できたと思います。