なんでも大阪府の今季の桜開花予想は東京都が3/29(金)、大阪市は3/31(日)だとか・・・。でもって、今朝medaichiの勝手に基準木、展望塔前のソメイヨシノを見に行くと、んんっ!! 開花していた。ということで満開は4/6.7の週末ってことになりそうですね。菜種梅雨っていうんでしょうか、雨上がりに一気に暖かくなって春らしくなりそうです。オオルリとか夏鳥達の渡りもはじまりますから、medaichiは忙しいことになります。
月別アーカイブ: 2024年3月
春の渡りはホウロクシギから・・・
夜の干潟は・・・
秋冬の鳥たちの越冬期の終り・・・、南港野鳥園の昼は干潟の水鳥の姿が少ない。3月も下旬になると鳥たちも動き始めるのだが、まあちょっと寂しいW。medaichiらは、「夜間はカモ類や越冬のハマシギやシロチドリなどのシギ・チドリ類、ヘラサギ類などは採餌に来ていますう。」等とご説明をさせていただいているが、かなり説得力というか臨場感に欠けること甚だしいW。
でもって、medaichiらのNPOで夜間の干潟の鳥たちを撮影しようと、トレイルカメラの夜間センサー撮影を試してみることに・・・。 例によってNPOのW田さんらががんばってくれました。多謝
大阪湾奥のハマシギ・シロチドリの越冬個体群に加えて、野鳥園内で越冬中のアカアシシギ、コアオアシシギも・・・。
先日の昼間に記録の揚がっていたシロチドリも撮影されていました。今日、ご紹介した動画は下記のYouTube、南港ウェットランドグループのチャンネルでご覧になれます。 https://www.youtube.com/watch?v=kDtI24sziFA
ウミアイサの続き・・・
越冬期の初めから中頃はウミアイサも♀しか観られんことが多いんだけど、年が明けて♂が入り始めるかな。ともあれ3月・・・、野鳥園でウミアイサを観察するには良い時期だ。展望塔で朝、日が昇りきらないうちに、水面に背景の松林が反射しているといい感じだ。・・・遠いけどW。虹彩の赤いのもよく見えます。
近づいてくると空が反射して水面は明るくなっちゃうんだけれど、鳥そのものは良く写ってくれますね。んっ? このペア、なんか良い感じ・・・
カモ類は鳥類では珍しく水面で交尾するよう体の構造も特化しているから、運が良ければ水面上で、こういった♂が♀の後頸の羽をくわえて上になるカモ類の特徴的な交尾の様子を観察できるチャンスはあるかも・・・。
さすがに展望塔前まで来てくれると羽衣の細部まで観察できます。
少し大きめのカニを捕らえると、ハサミとか足をくわえて右下の絵の様に激しく振り回し、ちぎる様です。この辺りはシャクシギと同じで面白いですね。
ウミアイサが近くにいたこと・・・
今朝はウミアイサの♂♀が展望塔近くに来てくれた。雲が厚くて少々暗かったのですが贅沢は言ってられんのでお仕事することに・・・。♂♀ともにしきりに潜水してはなにやら捕らえています。「ウミアイサの嘴には細かい歯状突起がならんでいて、捕らえた魚を逃がさないように特化して・・・云々」というようなお話もよく耳にしますが、いれば甲殻類も食べますね。
medaichiは↑の段のように鳥がなにか捕らえるとシャッタを切る習性がありますが、アイサ類だとパタパタにも反射でシャッタを・・・。暗くてシャッタ速度が上がらずてこずりましたが、なんとか使えそうなのが1枚。そうですね、以前書いたウミアイサ♂の翼上面の白色部にある2本の黒線の部位のお話のことです。
以前描いた怪しげなイラストをもちだすと、ウミアイサ♂の翼上面の白色部にある2本の黒線の羽衣における部位は、内側次列風切の基部と内側大雨覆の基部だということです。しっかりした写真が撮れれば信憑性が揚がるってもんです。
分かりきったことをくどくどと・・・なんて思っちゃいけませんよ~。図鑑やネットに書かれていることを鵜呑みにせずに、実際のフィールドでどう見えるかってのが肝なんですから。medaichi個人的にはそういった重箱の隅でBirdwatchigを楽しんでいます。
ヘラサギとクロツラヘラサギ・・・
お気楽なmedaichiはてっきり昨日3/5(火)に観たヘラサギ2羽だと思い込んでいた。午前中は暇だったので、珍しく双眼鏡を持ち出すとなんか雰囲気違うような・・・。慌てて撮影したらヘラサギとクロツラヘラサギだったというお粗末でしたW。嘴を見るとヘラサギは昨日と同一個体だが、クロツラヘラサギは初列風切に暗色班があり次列風切の羽軸も黒いのがみえるのだが、上嘴のしわ模様の入り方から見て、3暦年目春の個体のようにに見えますね。
この子たちが並んでいるとなんか「お得感」があっていいですねW。ともあれ九州じゃないし、これはこれで珍しい絵面なので何枚か撮影しておくことに・・・
↑は昨日3/5に撮影したヘラサギ2羽・・・。常駐していた上嘴の黄色班の狭い♀adじゃなくて、初めて見る成鳥と、これまた初めて見る上嘴の平滑な、おそらく2歴年目春の個体と思われます。