迷走気味の台風10号ですが、せっかくの週末に近畿地方に接近の様子です。大阪市から8/31と9/1を臨時休館とする旨、連絡がありましたので本サイトの方とあわせてご案内させていただきます。
8/31はアカテガニ、9/1は干潟の渡り鳥と観察会を企画していたのですが、延期順延とさせていただきます。追加の参加者募集をして、海の干満などを勘案し観察に適する日時を近日中に本サイトの方でご案内いたしますので、ご参加をお待ちしています。
あ~、大変申し訳ありませんでした。8月18日以降、カラシラサギで揚げちゃった子ですが、近くで撮影できて画像を検討した結果、コサギ幼鳥と訂正させていただきます。ポヨポヨの幼綿毛が写っていますので幼鳥・・・カラシラサギの繁殖は国内ではないのでこの時点で大騒ぎ確定~ってなっちゃいます。
要は近くで撮影できたので、目先の裸出部の形状が幅広で狭くなっていないこと、黄色みが強いことで「コサギやろねえ・・・」という次第。嘴の短めに見えることや上下嘴の基部にかけて黒くないこともコサギ幼鳥ならアリです( これから伸びて黒っぽくなっていく )。コロニーで撮影された巣立ちの近いコサギの写真を見ると、こんな嘴の色・形状の子はいることがわかります。
またやらかしてしまいましたが、シレ~っと訂正させていただきます。
夏から秋にかけて渡りのシギやチドリもそうですが、野鳥園の水辺にカワセミの幼鳥たちもやってきます。普段、扱いの可哀そうな子達なので年一回くらいは登場いただくことに・・・。ん~? どうなんでしょうねえ、野鳥写真や観察のファンの方で結構「カワセミから入りました~」って方、多いのかなあ。
medaichiは元はネジの緩んだ山屋だったから野鳥趣味は山の小鳥達からでして、まさかシギチドリ関係の人になるとは思いもよらんかったわけで、カワセミの写真なんぞ野鳥園近辺以外で撮ったこともありませんでした。ていうか、ほとんど見てないW。
まあ、寡聞かつ浅学菲才の見本のようなmedaichiなので、カワセミ♂の下嘴が幼鳥から黒く、そして♀の下嘴は幼鳥のころから赤みを帯びるって知らんかったお粗末。そういえば山渓の「新版日本の野鳥」のカワセミの稿に「・・・幼鳥でも雄の嘴は黒い。」と記事がありました。反省
幼鳥ついでと言っては怒られそうですが、せっかくのお盆休みシギチファンのお客様も多い野鳥園で、シギやチドリを追いかけまわして飛ばしてしまうのはこ奴です。ハヤブサの幼鳥君・・・。「飛ばされてカウントできませんでした~」と総じてこいつのせいにしておける便利な子W。
とまあ、世間は猛暑酷暑ですが野鳥園の干潟は少しずつ賑やかになってきています。
今朝はアオアシシギの群れにコアオアシシギが1羽混じっていた。まだ8月の初旬だというのに冬羽への冠羽が進んでいるように見える。コアオアシシギが他の種に比べて換羽の進行が速いのかどうかは寡聞にして定かではないが、そのような印象があります。
昨シーズンの秋に飛来した成鳥冬羽と比べると、肩羽、雨覆、三列風切の一部に夏羽が残存しているようだ。
同じような時期・・・この場合8月初旬の成鳥の渡りのころのアオアシシギやアカアシシギなどと比べてみると、アオアシシギなんかは個体差があって肩羽の冠羽が進み始めている子もいるし、まだ黒っぽい夏羽の多く残っている子もいます。
まあ探鳥会とかで「おっ、コアオアシ・・・、換羽進んでるねえ。コアオアシって早いのかなあ?」等とさり気なく嘯けば、なんとなくベテランの雰囲気が醸し出されるのでしょうが、用量用法・使用上の注意を間違えないようにご利用くださいW。