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なんとかクロツグミ・・・

medaichiが毎シーズン大型ツグミ類を撮影していた階段下の緑道が、隣接する空地の整備で樹木が間引かれて少し明るくなってしまった。なもんで秋から大型ツグミ類が撮りにくかったので、冬の間に植栽内でよさそうな所、少し開けた林床部を選んでおいた。

お散歩の諸兄やワンコの通らない場所なので、今朝はクロツグミの♂♀がのんびり採餌していた。ああ、クロツの♂の方は、外側大雨覆が褐色味があり先端に摩耗して見にくいですがバフ班の残る幼羽なので、第一回夏羽の若い子、クロツ♀は成鳥と思います。ん~っ、あわよくばコマドリ、コルリって欲かいていたんですが甘かったかも ?  まあ今季はもう2か所ほど選んであるので様子をみることにします。

今朝はエゾムシクイ入ってましたが撮らせてもらえませんでした。オオルリは沢山いたのですがサメビタキ属は全然見当たりません。まあこれからって感じです。

黄色い子もいました

medaichiはまだ会社勤めで、今季の年度替わりは珍しく忙しくておりますから「写真はお客様頼みで・・・」等と怪しからんことを企んではいますが、まあ、自分で撮らんといかんタイミングっつうのはあるわけです。ようは青い子や黄色い子が渡ってきているのにタイムリーにご紹介できんと、営業上 ? 不都合なわけですね。

でもって例によって欲丸出しで出かけました。キビタキ♂adサクッと撮ってきました。今頃は茶色い第一回夏羽の若い子があまりいないので、出た子はほぼ成鳥なので楽は楽です。

昨今、暗色のリュウキュウサンショウクイが近畿でも観察されているらしいのだが、medaichiは野鳥園ではまだ観察していません。つうことで今季からは呑気に撮影していないで「リュウキュウサンショウクイ」がいるかもって前提でマメに撮らんといかん羽目に・・・。

展望塔前の寂しくなった桜並木に♂がいたので撮りましょう。見上げで下面しか撮れんかったのでおでこの白色部に注目したらノーマルサンショウクイでしたW。まあ、いるんならそのうち撮れるでしょうWW。

珍客のチュウヒ♂ad

4/12にチュウヒの♂成鳥が観察されているのだけれど、この個体は通常観察されている茶褐色味を帯びたタイプではなく、遠目で頭が黒く、翼は翼端と小雨覆が黒く他は淡い青灰色、下面が翼・体も白いタイプの個体だった。

以前はこのタイプのチュウヒは「大陸型♂」とされていたので、だいたいの図鑑でも「大陸型チュウヒ♂」と表記されていると思いますが、近年、国内で繁殖しているチュウヒにこのタイプの個体もいることがわかってきたらしく、「大陸型ってのもなんだかな~」ってなったようで、昨今のチュウヒマニアさんは、「ワシタカ図鑑」にも記載がある、通称「ズグロチュウヒ」と呼んでいるようです。

medaichiは猛禽知らんし苦手なんですが、記録っつう意味と、ブログのお客様のために、本サイトに揚げた写真に見て取れることを図示しておきます。

とりあえずオオルリ♂来ました。

去年のfieldnoteを見ると4/6には、オオルリ・キビタキ・コマドリ、クロツグミ、センダイムシクイと入っているのに今季はちと寂しい。桜の開花が去年と比べると3日遅れやからそんなもん? ん~、一昨年の2023年春の記録を見ると、4/10から4/11あたりに揃うからそんなに変わらん。

日頃、茶色の地味目の鳥押しでなんだかんだ書き散らかしてるmedaichiですが、さすがにこの季節になると「映え」つうものがありますから青い子黄色い子探すはめに・・・。手抜きしていた展望塔前の草地や南池作業道の刈込も「観察精度が上がらんやろ~!!」と怒られそうで尻に火がついていたのですが、なんとかシギチドリの渡りに間に合いました。

でもって、今朝は「なんとか一羽・・・」と欲丸出しで出撃・・・。とりあえずオオルリ♂一羽撮れました。枝またぎの日の丸写真ですが証拠写真なんでこんなもんでしょう。満開の桜に来たカットは全部ブレてましたW。

春の渡りが・・・

medaichiはこのところ、ほったらかしにしていた展望塔前の除草・笹刈、西池干潟と南池作業道の葦苅に忙しくしています。植栽部の樹木の整理も気にかかるので、この春はなかなか撮影ができず少々イラッときていますW。「こういうときは平素ご来園いただき懇意にさせていただいているカメラマン諸兄だのみだいっ!!」などと不埒なことを嘯いていますが、諸兄にはきちんと写真提供いただいてます。多謝

でもって年度末の3/31、展望塔前にセイタカシギが・・・。ん~、展望塔前の除草が間に合ってよかったなあ。赤目に鮮やかな足色の成鳥、翼面も黒いし肩羽も黒い♂成鳥、いいですねえ。いまさら感満載ですが、セイタカシギの頭部は♂♀ともに白いものから様々に黒班があり個体間の変異が大きいので、頭の色、黒斑で雌雄の区別はむずかしいですね。セイタカシギはY田さんです。

とはいうものの、撮りたい写真は自分で撮らんといかんわけで・・・。今季越冬のコアオアシシギ成鳥。一緒に越冬していたアカアシシギ2羽も4/2現在まだ残っていますがもうすぐわたるでしょう。去年の秋からmedaichiが「コアオアシの成鳥!!!」と喚いていたのをご記憶のお方もおられるでしょうが、なんでまたこんな地味目の子押しやったかというと、ようは↑の写真の様に換羽の進み具合のわかる写真が撮りたかったというわけですね。

2/28に撮れてましたからほぼひと月空けて撮影してみました。コアオアシシギは1羽しかおらんかったし、この子足を負傷していましたから同一個体であることは明らかです。いつも面倒くさがりなmedaichiが珍しくまじめにカメラ出して撮影しているときは、たいていこういった下心満載なのがバレてしまいましたW。

ヘラサギ成鳥・・・いつもと違う子

しばらく展望塔前の草地のメンテで忙しくしていたmedaichiは、ヘラサギ成鳥が観察されていたにもかかわらず「ふ~んヘラサギねえ・・・、絵面変わらんし~」とほったらかしにしていたが、ともあれ記録は残さんといかんから、お客様のY下さんにお写真提供いただくことに・・・

でもって嘴先端の黄橙部の形状を・・・。あれっ?  18年から継続観察している黄橙部の幅の狭い子と違うし~、右縁にホクロが1個の子とも違うし~ってなったわけですがW

まあ、medaichiは野鳥園にやってくるヘラサギの個体識別に拘っていますからというか、意地になってWますからこれは無視できませんねえ。黄橙部の幅の狭い子というのは上の写真の右側の子で、ホクロ1個の子は左です。ホクロ2個の子というと今季の2/5に書いた子がいますが、その子は先端中央部に2個でした。念のため以前のヘラサギの写真はチェックします。

念のためというと、冠羽もあるし胸前も黄褐色だしヘラヘラと成鳥って書いちゃいましたが、飛翔写真で初列風切りの先端を確認しましょう。はい、暗色部は残存してませんし羽軸も白いので成鳥でいいでしょう。雌雄はなんとも・・・不悪