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9/17-9/19 台風14号にご注意願います。

この週末の3連休(9/17-9/19)、秋の渡り鳥達の観察を楽しみにされておられるかと思いますが、今日9/16(金)に大阪市から連絡があり、大型で非常に強い台風14号が接近しており、奄美・九州南部から西日本に影響が懸念されるので、接近の状況により野鳥園展望塔については臨時に閉館するとのことでした。台風の進路や気象警報・注意報に充分留意していただきたく思います。

暴風警報の発令が目安になると思われるのですが、medaichiは連休中は仕事ですので、休館の情報についてリアルタイムにお知らせできない場合があります。申し訳ございませんがあらかじめご了承願います。

トレイルカメラでコルリの若鳥君とか・・・

みなさんお元気ですか? 今朝なんか随分涼しくて秋の気配が・・・。まあ、そんな時候のご挨拶は置いといて、今季の野鳥のお話を始めましょうか。

でもって、例によってNPOのW田君が仕掛けてくれた水場のトレイルカメラに、コルリの♂若鳥君がキャッチされていたのでご紹介しときます。眼の周りや喉下なんか黄褐色味があって、色合いはルリビの♂若みたいなんですが脇にオレンジ色味がありません。風切は来春の第一回夏羽になっても茶色の幼羽のままですから、成鳥♂とは簡単に見分けられますね。

本サイトの方にも当然スクショを切り抜いて貼ってありますが、ブログのお客様には動画をオマケしておきましょう。お~っと、ファイルサイズがAVIのままじゃ大きすぎて貼れないので、MP4にデコードしなくちゃ・・・。medaichiはこのブログをWordPressで書いてますが100MBまでしか貼りこめません。軽くしても結構見れますね。

ということで夏休み終了!!  今季もよろしくお願いしますWW

久しぶりのイカルチドリとか・・・

今日はお昼過ぎにイカルチドリがやってきた。本サイトにも揚げましたが、ブログのお客様にはオマケ記事を書かせていただきましょうか。この子は本来、水田や池、河原の砂地とか淡水環境にいて、野鳥園の様な海岸や干潟では珍しいので、「野鳥園的珍鳥」としておきます。

19-21cmですから、ハジロコチドリ並みに大きいのですぐわかります。ハジロコチドリよりはほっそりとした感じかな。特に嘴は他のチドリと比べても特徴的ですね。medaichiは初列からの尾羽の突出をまず確認します。顔胸の暗色部やアイリングも淡くて目立ちませんが、「目立たないのが特徴・・・」等と怪しげな解説をしてお客様を煙にまいてはいけません。

そうだなあ・・・、イベントで「ああ、尾羽の突出が大きいねえ。イカチだね・・・」(鳥屋は慣れてくると、オジロトウネンをジロネンとかセンダイムシクイをセンムシとか不埒にも省略して、経験者の雰囲気を演出する傾向がありますw) 等とやると、まあそれっぽく見えるわけですが、他の識別点とか聞かれたり、今時のことですからブレたややこしい写真を見せられて「これ何ですか・・・?」とか聞かれるハメになります。コネタを二つ三つ仕込んでからやるようにしましょうww。

コムクドリが出たらしい

7/18(月)朝に展望塔前のナンキンハゼにコムクドリが来たとか・・・。medaichiは仕事でまにあわんかったので、お客様の橋本のかたまり氏に写真提供頂きました。ん~、♂成鳥。鳥のいない季節やけど、カメラ持ってりゃこういうのにブチ当たるってことですね。

ジュニア写真展だとか・・・

大阪市が、野鳥園の展望塔内で18歳以下のジュニアのお客様を対象に、園内で撮影された野鳥や自然環境の写真展をやるらしい。今回は写真のお父さん方はちょっとお休みいただいて、子供らに頑張っていただくとしましょう、野鳥ボーイズのみんな!  作品送ってね~>

募集要項と詳細はこちら

エリグロアジサシのこと・・・

なんでも7/4にお客様の橋本のかたまり氏がコアジサシの飛翔を撮影しておられると、妙なものが写りこんでいたとか・・・。別に心霊○○とかじゃなしにW、矢印の子ですがエリグロアジサシということに・・・。ん〜っ・・・、medaichi的には翼上面の暗色に見える部分とか違和感あります。エリグロアジサシでも未成鳥なら前縁と翼後端に細くあるかとおもうのですがどうでしょう?

ぶっちゃけコアジサシの幼鳥かなと、幼鳥なら嘴黒いし。個人的には(?)させていただくことにします。

参考までにmedaichiが2012年の7月1日に大阪市の埋立地で調査時に撮影したエリグロアジサシを揚げておこう。遠い写真で恐縮ですが、これが本当の証拠写真ってやつですね。たしか大阪府の初記録だったかと・・・。