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キビタキ♂第一回夏羽とか・・・

キビタキ成鳥もいたのだが撮れんかったので、本日はキビタキ♂第一回夏羽ということで・・・。この子は体羽の換羽が進んでいるので、ぱっと見た感じ成鳥に見えるかもしれないが、下の画像は同じ個体だ。光線の具合でこのように見え方が変わる。

キビタキの年齢の識別はさほどむずかしくはないが、幼羽から第 1 回冬羽への換羽については体羽,小雨覆,中雨覆と大雨覆,三列風切の一部だけを換羽し、第 1 回冬羽の時点で,内側大雨覆や腰,尾羽の一部に雄の特徴が見られる個体もあるので注意が必要だ。

ともあれ今の季節、春なら第一回夏羽へ換羽中なのだが、第 1 回冬羽から第 1 回夏羽への換羽も体羽,雨覆,三列風切,尾羽の一部を換羽する部分換羽だから、幼羽(茶色っぽくみえる)が中雨覆と大雨覆,初列風切と次列風切,尾羽に残っている場合が多いのだが個体差はかなりある。

「大雨覆だの三列風切だのややこしいぞ~」とブーイングが来そうだが・・・。ん~~と、大体、子供向けのもの以外、野鳥図鑑っつうと「そこらへんは分かっているよね~」という前提でかかれているので避けては通れませんW。  medaichiがいつも言わせていただいているように、「バードウォッチング上達の第一歩は図鑑に書いてあることが、実際のフィールドでどう見えるか?  確かめていくこと」ですから。

ちなみに、過去の画像倉庫をひっくり返して、同じような姿勢の成鳥夏羽の写真を探してみた。やっぱ成鳥は引き締まって凛々しいというか、わはは、成鳥は分かりやすくていいわ。

でもって、GW過ぎになると、同じ第一回夏羽に換羽中と言っても、こんなボヨヨ~ンとした全然、換羽の進んでない個体もわんさかいます。まあ、これはこれで勉強になるから撮影はしていますが滅多に揚げないので参考までに・・・。

クロツグミとか・・・

キビタキとか、コマドリとかさえずってるんだが下手くそなmedaichiには撮影できんかった・・・。オオルリ君が慰めてくれたので記念撮影してあげることに・・・。まあ、なんだ「野鳥写真なんてのは撮れる時もあるし撮れん時もあるし~」と開き直ってみる。

小鳥たちの個体数は多くないが、大型ツグミ類はたくさんいる。ほとんどシロハラ、ツグミばかりの様に見えるが、耳をすませば僅かに地鳴きの違う子達がいるのがわかる。とりあえずシロハラ君が良い所にとまって「ここにいるよ~」と鳴いてくれたので記念撮影を・・・。

偉そうなことを言ってしまいましたが、アカハラもクロツグミも遠い子しか見つけられなくて、ハイ、証拠写真程度のものしか撮れませんでした。

やっとのことでオオルリ一羽・・・

夜勤明けで野鳥園に直行・・・。えへへ、やっとのことでオオルリ君見つけました。花には来てくれなかったけれど緑背景の良い所にとまってくれた。なんとか写真になったのは1枚だけだったけど、何かと暗い話題ばっかで盛り上がらないこの春・・・、この子のおかげでmedaichiは少し気分が軽くなりました。ありがとね!!

青と黄色の子・・・ルリビタキ

まあ、確かにmedaichiは昨日「青い子や黄色い子」と言ったけれど、「青と黄色の子」と言った憶えは無いのだ。風のない穏やかな朝、「今朝はチャンス・・・」と出撃したものの、撮れたのはルリビタキの♂若君だけ。ルリビタキ♂は個体差はあるものの成鳥羽になるのに3~4年かかるらしい。ポイントは風切羽の外弁まで青くなっているかだ。この子はまだ青味がたりないようだ。

この子は数年前の春に撮影した子だが、まだまだ不完全ではあるが風切羽の外弁に青味が感じられる。個体差のあることに鑑みて、このあたりの♂個体は第二回、あるいは第三回夏羽ということになるのだろう。

medaichiはこの週末は仕事なので、残念ながら明日は出撃できません。青い子や黄色い子WWはまた次の機会に・・・

ダイゼン、メダイチドリ・・・、夏鳥は?

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、4月3日(金)現在も、野鳥園展望塔施設は臨時休館を継続しています。緑道・植栽部・北観察所はご利用可能です。

せっかくの桜がそろそろ満開というのに、今朝は青い子にも黄色い子にも逢えずじまい・・・。明日は仕事だけど早朝からなら時間がとれそうだ。メジロ君はたくさんいるので、季節ネタということもあるけど、資料用の写真を撮っておくことに・・・。

medaichiの場合、資料用の写真というのは、可愛い野鳥が綺麗に写っているというのとはちょっと違う。要はお話しのネタに使える写真と言えばいいのだろうか。へへへ、メジロが「アカンベェ」と舌を出している写真が撮れました。生体の場合、唾液でまとまっているが、メジロの舌は先別れしてブラシ様の構造をしているのだ。吸蜜に特化した構造と説明されている本もあります。

でもって、このように花の基部に嘴を突っ込んで吸蜜します。

サクラには吸蜜に訪れるのだが、花の蜜ばかり狙っているわけではありません。この時期、新緑にあわせて発生する蛾等の幼虫を見つけると、パッと飛びついては捕えます。

3月末に、オバシギとオオソリハシシギの記録が揚がっていたが、まだまだ干潟は寂しい。とはいうもののダイゼンとメダイチドリがそれぞれ1羽だけですが、西池干潟で観察されました。