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桜・さくら・サクラ・・・

暖かな日が続いたので、野鳥園のソメイヨシノの基準木 ( medaichiが勝手に決めた・・・ ) も開花です・・・。今年は例年より数日早いようで、この陽気が続くと4月すぐに満開なんてことに・・・

ん~、新型コロナウィルス感染症対策の一環として、野鳥園の展望塔も当面の間、休館を継続中しています。な~んか「盛り上がらない感」満載の春になっちゃいましたねえ。世間の雰囲気もどんよりしてるし、この春、ご卒業進学の子供達や新社会人となられる方々も可哀想。「あ~、そんなこともあったっけ・・・」と後から思い出せるよう、無事な門出と幸福な人生を歩まれることを願っております。

でもって、ヒトのグダグタも知らぬげに季節は訪れ移ろいます。medaichiも当ブログにおこしのみなさまに、元気な野鳥たちの姿をお届けするべく、今日は、デジスコ機材の点検と、双眼鏡のお手入れをすることに・・・

臨時休館のお知らせ

大阪市から以下の連絡がありましたのでお知らせいたします。

「野鳥園臨港緑地内野鳥園展望塔は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のため、3/4(水)から3/13(金)まで、臨時休館いたします。3/14(土)以降の予定につきましては、今後決定いたします。ご来園の皆様にはご不便をお掛けいたしますが、なにとぞご理解いただきますようお願いいたします。」

ということで、野鳥園展望塔はしばらくお休みさせていただきます。以後の予定は、野鳥園本サイト、当ブログでもご案内いたします。

新型コロナウイルスに不幸にして罹患された方々には、心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

ん~、3月からは野鳥たちの春の渡りが始まるのだ、4月になればシギ・チドリの季節・・・。今回の新型コロナウイルス感染症、なんとか早く終息してほしいものだ。ふつうウィルスは排出されて低温・低湿度の環境下ほど残存し、高温・高湿度になるほど死滅する傾向だから、暖かくなれば自然に低減終息していくとおもうんだが・・・。花粉症・・・これはこれで鬱陶しいWW  マスク不足・・・はやくなんとかして欲しい。

まあ、家庭用マスクの80%近くが中国製で、現在、中国の物流が滞っているから早急に解決されることは難しいだろうけど、トイレットペーパとかティッシュってほとんど国産だろうに、どっかの馬鹿垂れがSNSにデマ流したもんだから大騒ぎに・・・。medaichiの近所なんかおコメまで無くなってる。ワンコのおしっこシートまで品薄に・・・、ドッグフードとシートは買ったところだから、現在我が家で必需品のストックが潤沢にあるのはワンコだけ~って、馬鹿臭いことこの上ないWW。

デマとわかっていても、実際マスク不足があったものだからタイミングが悪い。「・・・念のため~」って心理になるのも、家庭をあずかる主婦のみなさんなら致し方なしか・・・。今回の新型コロナウイルス感染症、終息しても、なんか日本人のメンタルに不快な後遺症を残していきそうだ。

3/2 ウミアイサとか・・・

近くにウミアイサのお嬢がやってきた・・・なんで?  しきりに潜っているから、まあ採食してるんやろうけれど。

浮かび上がってきたところを連写・・・。おお~、カニを捕えていました。図鑑の記述にも「潜水しては魚や甲殻類を捕える・・・」とか書いてあります。

植栽を刈ったところにはホオジロが出るようになりました。普通に見られる野鳥なんですが、野鳥園ではそんなに多い子ではありませんでした。春の渡りに備えて機材のチェックでパシャリ!

ウォーミングアップってことで・・・

年明けの風邪を言い訳にして撮影をさぼっていたmedaichiなんだが、春の渡りを目前にええ加減にせんといかんというわけで、今朝は練習がてらカメラを担いで出かけてみたらモズ♂君がでむかえてくれた。モズは冬季は単独で縄張りし、よい環境は強い♂個体が占有するってことらしい。あまり園内で♂個体を見ることもないので撮らせていただくことに・・・

ああ、それからモズ♂の翼の白班ですが、場所は初列風切の基部です。写真を持っていないのでイラストにするとこんな感じ。キビタキ君の白班とは違いますね。ちなみに、アカモズとかその亜種に紛らわしいのがいますが、翼の白斑はありません。薄色でなんだかんだになっても、白班があればモズってことでいいでしょう。以前、野鳥園で観察されたことのあるタカサゴモズには、初列基部に同様の白班がありました。

でもって、おなじみジョウビタキのお嬢・・・。サクラの花芽の横にとまってくれたのでパシャリ。春が待ち遠しいですね。

メジロ君達が緑道の水たまりで水浴びを・・・。手前の落枝が邪魔だったので回り込んだのですが飛ばれてしまいましたW  残念。

そうこうしているとおなじみのニャンコ先生が・・・。あれ?  この子右耳の先端が切れてますね。寡聞にして不勉強なmedaichiは知らんかったのですが、この耳先の切れ込みは人為的なもので、野良君達の保護団体の方達が、一度捕獲し、避妊手術を施したのち再捕獲を避けるためにマークしたものらしいです。

まあ、「避妊した一代限りの命だから、地域猫ってことで暖かく見守ってください。」ってことなんでしょう。この子は触らしてはくれんかったけど逃げません。時々、ご飯をもらっているのかも・・・。耳の形がサクラの花びらみたいだということで、この子達は「さくらねこ」と呼ばれてるらしいです。なかなか粋なお名前で感心しました。

medaichiも以前はこんな野良君達に冷たい視線を向けていた時期がありました。でも、離島とか特殊な環境、脆弱な生態系以外はまあいいんじゃないかと。medaichiの子供の頃は野良君なんぞいっぱいいたけど、野山には生き物がたくさんいたもんね。本来の生態系に無い生物なんていったって、野良君を含めハトやカラス、外来種とか全部ヒトの所業だし。野良君の一匹や二匹、笑って共存できるくらい自然環境が保全され、社会が寛容さを取り戻せたらいいなと思いますね。このお題はここまで。