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ミヤマホオジロ、キクイタダキ、アトリ

171101miyamahoojiro朝は寒いくらいですね。良い天気なので、張り切ってムギマキ探しましたが・・・残念W そのかわり、さえずりの丘でミヤマホオジロ君が出迎えてくれました。一緒に雌も行動していました。どっちかというと、呑気に♀がメヒシバ・・・?を(コメヒシバかもしれない)を採餌しているのを、♂が警戒してるって様子でした。171101kikuitadaki

数日前から入っていましたが、ヒマラヤザクラとトイレの間のクロマツ林にキクイタダキ10羽+。まだ、高い松の枝先、上のほうにいて降りてきてくれません。見上げの撮影なもんで頭頂部が写りませんW 証拠写真で勘弁してください。大きな声ではありませんが、良く鳴いているので、見つけるのは楽だと思います。171101atori

アトリの小群・・・20羽+。緑道にアキニレの実が落ちているような所で採餌中でした。アトリは今時分、記録はあるんですが、ほとんど1羽とかで、ちいさいけれど群れではいるのは珍しいです。冬、農耕地や草地に群れでいますが、あんまり野鳥園のような湾岸部にはいないのかもしれません。可愛い小鳥だから、冬中、観れたら楽しいんですがねえ。

ノジコがいました

171027nojiko

週末はまた、台風の影響がありそうですね。この時期になるとムギマキを探して園内や、野鳥園手前の緑道をうろつくんですが・・・。残念!  はばたきの丘でホオジロ系の地鳴きがするんでスッ飛んでいくと、ムギマキの替わりにノジコのお嬢がお迎えしてくれました。野鳥園では、あんまり逢える子ではない、地味目の野鳥ではありますが、いつ見ても白いアイリングがチャーミングですね。

Nikon Monarch HG10×42・・・なんてね。

mona_hg10_42

アハハ!今月、全然揚げてないや~って、お客さんに怒られますね。本サイトの方も、撮影スランプ・・・。長雨とか台風で、カメラ持ち出してないってのもあるんですけどね。でもって、毎度おなじみの「機材ネタ」でお茶濁し~。え~っと、今回の子は「Nikon Monarch HG 10×42」で~す。上の写真の真ん中の子です。

えっと、左端の子は、2002年ごろ売り出しの、Nikonモナークシリーズの初号機・・・。medaichiが野鳥園のレンジャやってた頃、デスクの上に置きっぱで使い倒してた子です。右端の子は、おなじみのmedaichiの鳥見の標準機のスワロ君です。

Nikonのモナークシリーズって、鳥やさんならよくご存じですよね、Monarch5・Monarch7とシリーズを追加し、いまや鳥見の定番シリーズになった感があるヒット商品です。medaichiの使ってた初号機なんか「ただモナ・・・」とか言われましたW 当時のトレンド、コンパクトなダハ機、ラバー外装、窒素ガス封入の防水機ってことで即買いしました。

ただモナの初号機君さすがに十数年使い倒していると、ラバー外装は浮いてブカブカしてくるし、目当ても変形・破損してきます。万事大雑把で適当なmedaichiでも、さすがにイラっとくるようになったので、めでたく引退~ってことに。野鳥園は干潟とかメインで鳥が遠いので、普通は10倍機を使います。でもって、medaichiも10倍機に慣れていますので、ここら辺で後釜を探すことに・・・

つづきます。

人に聞けない、オオルリ・キビタキ

ruri_kibi2カメラのお客さんが、こっそりWと聞いてこられたので、こっそりお話ししました。全然どってことないんですけど、「オオルリ♀ですか~?  キビタキ♀ですか~?」ってお話しです。ちなみに、コサメビタキだったんですけどW 。ん~っ、人には聞けんですな~W   オオルリ雌は他のヒタキ類の雌に比べると別格に大きいから、目視でわかるけど、写真にしちゃうとね~ってお話し。

確かに撮影した角度とか光の条件で、1枚だけ写真見せられると「ん~っ?」っていうのは良くある話ですね。medaichiが見るポイント・・・、実際は体型なんかでわかるんだけど、2か所お話ししときます。背中からなら、肩羽と尾羽の色味の差があるかです。オオルリはどちらも褐色です。キビタキは肩羽・背中はオリーブ色かかって、尾羽は茶色かかっています。

ruri_kibi1前から見るときは、喉下の淡色部。キビタキは幅広で、オオルリは狭く見えます。オオルリは横から見ると見えない時もあります。ハッキリわかる写真を選びましたが、まあ、わかりにくい羽衣の個体もいることはいます。そういう時は、medaichiはキッパリと「わかりません!!」と言いますW とくに、「キビタキ♀」は、ネットでもサメビタキ属に化けたりしていますから、注意が必要ですね。

カワセミとカワウ標識個体

170920kawau1今日は水曜日で野鳥園は休館。仕事が昼からなもんで、medaichiは早朝からサイトのメンテナンスで野鳥園へ・・・。ん? 今朝はやたらとカワウが集まっている。過去の経験から、この時期、200~300羽集まることがあって、大体、標識された若鳥が混じっている確率が高い・・・。

170920kawau2ハイ! いましたW  展望塔前の石積みに・・・。これくらい近いと撮影は楽勝ですね。昆陽池標識の青リングに白字で「497」と彫られているのが一発で撮れました。標識そのものは巣内雛に付けられているようですから、探すんなら胸が白っぽくて、褐色味のある若鳥をねらいます。成鳥で、青色リングが脱落して、右足のアルミリングのみ残存している個体もいます。この後、報告・・・

170920kawasemiカワウの横を、青くてちっこいのが「チ~」って横切ったので追いかけると、ナンキンハゼの枝先に・・・。バックが明るいのでちょこっと+補正、高さを表現するためにカワセミを1/3ほど上位置にしてトリミング・・・。m4/3のGX8は、こういうの楽ですね。iso800までぎりOK、2000万画素あるので、medaichiiの1200mm固定のデジスコでも、webに揚げるくらいなら楽に切り出せます。

ほぉ~、若鳥君ですが、なかなかの面魂ですなぁ。野鳥園では8月になるとカワセミの若鳥が姿をみせます。複数、2.3個体いることもあります。繁殖場所の環境は選好みがあるカワセミ諸氏も、越冬環境はけっこうアバウトというか、適応力あるようです。淡水の水辺のイメージありますが、野鳥園のような海辺でも、小さなハゼの仲間や、エビを捕食しているようです。見かけたら「頑張れ~って応援してあげてください。

エゾビタキ・コサメビタキ

170910ezobitakiコサメビタキはたくさんいたんですが、この子、上の写真のエゾビタキはちょっと探しました。そうだなぁ・・・、コサメビタキとは、胸の暗色班のでかたとか、目先の色とか、羽衣でもわかるんだが、目視でパッと見た感じでは、シルエットで頭が小さく、体と翼が長く見えます。コサメビタキは頭でっかちっていうことですね。

170908kosamebitakiこの子はコサメビタキですね。頭でっかちなのがわかるでしょうか。あと、細かいことを言えば、三列風切に対して初列風切りの突出具合が短いのが観て取れます。他のサメビタキ、エゾビタキに比べて風切が短く見えますね。