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オジギソウの花が咲きました。

160812ojigisou6月の中旬に植え付けたオジギソウの花が咲きました。花火というかポンポンというか、まあ、愛らしいピンクの花を咲かせます。さすが南米原産、日本の野草とは一味違いますね。葉が閉じる様子がお辞儀をしているように見えることから、子供達にも人気のオジギソウ君だが・・・

葉の根元の細胞の水分を出し入れして葉が閉じ、お辞儀をするわけなんですが、medaichiは知らなかったんですが、何度もしつこくやると、オジギソウも疲れて、なんと枯れてしまうそうです。んん~・・・、奥さん、子供とワンコのために、毎日、ペコペコお辞儀して、疲れ果てて枯れてしまうなんて、サラリーマン時代のmedaichiを思い出して、下むいちゃいましたね。

ともあれ、野鳥園展望塔入り口のオジギソウですが、豆のような殻にはいった種子が黒っぽく熟したら、欲しい方はご自由にお持ち帰りください。( 棘に気を付けてね。)    お父さん方・・・、子供たちは喜ぶかもしれませんが、日々、ペコペコお辞儀を繰り返して、はかなくなっちゃったオジギソウ君を見て、心に隙間風が吹いてもmedaichiは責任とりませんからW  ちなみにオジギソウの花言葉は「感じやすい心」だそうです。まあ、良くできた話ではあります。

デジスコ用の双眼鏡 Hinode 5×20-A4 その3

medaichiの野鳥撮影の時のtool、Hinode 5×20-A4の観察を続けます。

●最短合焦距離

hinode_test8メーカーのサイトでは最短合焦距離は2mとなっていましたが、これでは昆虫の観察や、博物館・美術館等、室内での使うのには不便かなとおもっていました。仕事場のカレンダーを観察・・・。あれれ、medaichiの視力で、ほぼ1.5mまで合焦します。1.5mというと背の高い男性で足元付近にいる昆虫にピントを合わせられるって距離ですが、これだと楽しいですね。昆虫の展示だと普通は目線付近にあつめてくれてますが、盛りだくさんWな展示だと高い所は双眼鏡がないと見えません。

最近のカレンダーって、書き込み出来たり、数字が大きくて見やすいのですが、暦の六曜とか、前後月はポイントが小さくて、席から見づらい時に便利・・・って、卓上のカレンダー置けばすむという意見もありましたW が、室内でも使えそう。もっと近寄れる機種もありますが、双眼鏡としての基本性能がちゃんとしてての話ですよね。medaichiは、もっと近寄れるならルーペを使います。

●アイレリーフ・アイポイント

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双眼鏡をのぞいた時、像全体が全部綺麗に見える位置がありますよね。その時の接眼レンズ面から、瞳までの距離をアイレリーフと言い、大事なスペックです。眼鏡をかけている方なら見口を伸ばさず使用しますがだいたい16mmあればOKだと思います。

また、この像全体がきちんと見える位置のことをアイポイントといいますが、接眼レンズの設計によりアイポイントがシビアで少しずれるだけで、視野が陰ったりゴーストの出る機種もあります。また、アイポイントが寛容で、レンズのZ軸(前後)だけでなく、XY軸(上下左右)にもゆとりのある機種もあります。これはカタログなどにも書かれることはありませんし、数値化もされていませんから実際に覗いて確かめるしかありません。medaichiの印象では、このHinode 5×20-A4ですが、このアイポイントも寛容で、言葉を替えれば大変見やすい双眼鏡で、この価格帯のコンパクト機種でこれほど見やすいものは知りません。

ベテランやマニアの方なら、いわゆる「くせ玉」、面白いが見づらい機種を使いこなして楽しんでいただくのは結構なんですが、medaichiらだと、子供達や、ビギナの方に見ていただいたりすることもあり、アイポイントの寛容な機種はありがたいです。とくに幼い子、低学年だと双眼鏡は難しいです。まず、見えてないはずです。でも、子供は健気ですから、medaichiやお父さんをガッカリさせたくないので「見えたよ~。」って言ってくれるのです。

大人でも少し練習しないと見えない方もおられますから無理もありませんね。もし、子供たちがきちんと見えたら、すぐわかります。あちこち見だして、返してくれなくなります。こういう時は「子供にとっても双眼鏡って、面白いんだな~」と自分の子供時代を思い出します。

・ツイストアップ式目当て・視度調整リング

hinode_5_20_2Hinode5×20-4Aの目当ては、ツイストアップ式になっていて、3段でストロークはアイレリーフ16mmに対し10mmあるから、medaichiが眼窩上縁の前頭骨にしっかり押し付けてもきちんと見えます。ここらへん、カタログに書かれてないことがほとんどですが、見やすさには影響大です。

miz30_6.5左の写真は、販売は日本の会社ですが中国のOEM機のスライド見口です。低倍率・広視界の面白い機種で、アイレリーフはなんと21mm・・・。なのに目当てのストロークが10mmしかないので、見口に眼窩をおしつけると長さが足りず、盛大にブラックアウトします。双眼鏡を2-3mm眼から離すとちゃんと見えますが、こんなのは入門機、あるいは、取り扱いのラフな撮影時の双眼鏡としては使えませんね。浮かさないときちんと見えないって、設計段階でわかるだろうし、試作品レビューすれば「見にくいな~」ってなるとおもうんですけどね。欧米の彫りの深いお顔の人専用ってことですかねえW 低価格帯の機種だとこの辺は適当ってのがけっこうありますから、通販やオークションで買うときは要注意です。

vix_1双眼鏡を購入するときは、店頭で覗いてみるのが基本です。できない場合は、良く知っている方のアドバイスがあったほうが良いでしょう。左の下の写真は、別の機種ですが同じく中国のOEM機種、最初から目当てを伸ばす前に、左の接眼レンズが沈み込んで見えます。こんなのが検品通っちゃうのが怖いなあと・・・。金型製作や組み立ての精度って話ならまあいいんですがね。OEM機って設計と筐体共通で、外装やコーティングだの細部の仕様とかを個々に発注するってことになるんだと思うんですが、こんな部分はスペックには出てきません。この機種もそうでしたが、筒内部の迷光防止の処理なんかはまず最初に手抜きされる部分で、低価格帯のOEM機なんて手がでなくて「そんなの覗かなくたってわかるんだい!!」なんて思っていました。その点、今回、Hinode 5×20-A4を手にしてみて認識を改めました。技術のある大規模なOEMメーカーでも品質管理の暴れっぷりは相当なものと聞きますから、日の出さん、大変だろうなあと・・・。B品とか出るんだろうなあ。

Hinode 5×20-A4ですが、ここまで見てきて、こだわってきちんと作れば、コンパクト機でもこんなに良くみえるんだなと思いました。5倍機ですから倍率が非力なのは否めませんが、デジスコ撮影時の鳥探しというmedaichiの当初の目的にぴったりです。あとは、博物館などの展示物の鑑賞、広い視界でイベントなんかにもいいと思います。外観もいかつくないし、掌に隠れるほどのさりげなさをいかして常時携帯ってのも面白いですね。双眼鏡を使って楽しむ場面が増えそうです。

売りにくいだろう低倍率機を玩具みたいな逆ポロで大真面目に作るなんて、medaichiは、こういう趣味的な仕事っぷりは大好きですからつい応援したくなりますね。通販のリンクを貼ります。

日の出光学 双眼鏡Webshopはこちら

デジスコ用の双眼鏡 Hinode 5×20-A4 その2

medaichiは、双眼鏡のマニアでも収集家でもありませんし、光学の専門家でもありません。まあ野鳥との付き合いはそれなりにありますから、ここら辺の事柄も避けては通れんわけで・・・。鳥屋目線で勉強したことの復習と思ってください。ご参考になれば幸いです。

それでは、野鳥じゃなくて、medaichiの野鳥撮影の時のtoolとして、Hinode 5×20-A4の観察を続けたいと思います。

まず目につくのは当然ながらレンズってことでしょう。緑色の一般的な(3層かな?)マルチコートが施されているようです。メーカーの日の出光学のサイトによるとレンズ・プリズムのすべてにコーティングが施されていると書いてあります。hinode_3

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対物レンズ2枚・プリズムも緑系のマルチコーティングとなっています。高級機と比べれば反射が強めですが、まあ価格帯からすれば良い。倍率5倍だし・・・。レンズの枚数少なければ透光感は増すだろうし・・・、価格帯上がってもいいから、9層マルチとかあったら面白いんだけど・・・売れないだろうなW それでなくてもマニアックな5倍機だし・・・

hinode_test1 はい、お約束のテスト台・・・って、タイヤチューブで縛っただけW KOWAさんのビデスコ用のセットを流用してます。これって後ろのコンデジ搭載部がXY軸で調節できるのでとても便利で重宝してます。

hinode_5_20_1対物レンズ側からの観察

真ん丸な透光円が見える。鏡筒内部は艶消し塗装され反射処理もていねいで良い感じだ。背景がもっと明るい状態なら、プリズム側面の反射や遮光環の縁が僅かに光るが気になるほどではない。

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接眼レンズ側からの観察

余裕のBaK4プリズムで射出瞳はみごとに真円。ポロプリズム特有の瞳まわりの雑光もわずか。コンパクト機とは思えないほどとても丁寧につくられている。この価格帯より上のポロプリズム機種と比べてもかなり良い。このあたりの処理は像のコントラストにはっきり成果として現れる。

ああだこうだ言っててもわかりずらいので写真を撮ることに・・・。ツイストアップの目当ての中に接眼レンズが沈んでいるから、コリメート撮影は難しい・・・でもって、新品の双眼鏡の目当てを取り外して撮影しましたけど、機種によっては元に戻らなくなるのもあるから、良い子はまねしないようにしましょうWhinode_test2

思わず目を疑った・・・。ざっと覗いてみただけで、このHinode 20×5-A4は20mm口径のコンパクト機にもかかわらず、観察に充分に明るく、大変心地よい第一印象を受けるんだが、写真を撮ってみて素性の良さがはっきりした。画像をクリックしていただければ、より大きな画像が開く。画像を見ていただくだけで、周辺部に減光があり、像の崩れも明らかに見て取れるが、注目すべきは、およそ30%程の視野中央だ。これほどのシャープネスとは思っても見なかった。medaichiの予想を超えて優れている。

色彩の見え方については、晴天の日などにもう少し見てみたいが、まず良好。スッキリ・クッキリ好ましい。ん~・・・もうちょっと意地悪な検証をしたくなってきた。

hinode_test3 視野中央部分  これはとても良いですね。明るい空抜けの防災無線・・・って、色収差でるだろうな~って、そのためにやってますからW  はい、色収差は感じられません。解像感もあり外観( 逆ポロって悪く言えば玩具みたいですもんね。)からは、ちょっと予想できないレベル。

hinode_test4 視野30%付近  僅かに左に青紫系、右に赤橙系の収差が現れはじめているが、眼視では、双眼鏡を見慣れた方でないと判らないかも知れない。解像感にも影響がないレベルだ。hinode_test5

視野50%付近 だいたい視野の30%を過ぎたあたりから色収差が出始め、50%あたりでは像質に影響が出始める。そう、良像範囲は40%と言っておこう。とはいえ、一般的なバードウオッチングならどってことない。手持ちで常に中央部で野鳥をとらえつづけるからだ。

双眼鏡の設計って二者択一というか、あちらをたてればこちらが・・・みたいなところがあって、限られたコスト内では、中心部の解像感をとるか、フラットな見え味をとるかなんですが、三脚に装架せず手持ちが多いバードウオッチャーなら、このHinode 20×5-A4のような中心部分の良好な解像感はたいへん好ましい。5倍というと非力な印象を持たれるかもしれないが、手振れがない分、状況によってはより高倍率の機種を凌ぐアドバンテージが感じられます。続きます。

 

デジスコ用の双眼鏡を決めました。Hinode 5×20-A4

 

皆さん、梅雨明けしましたね。いよいよ夏本番・・・って感じです。暑くなりますから体調管理に気を付けてくださいね。この場を借りまして「暑中お見舞い申し上げます。」

で・・・、お先に夏休みをいただいておりましたmedaichiですが、例年この季節は、野鳥たちの秋の渡りに備えて、「レンズが~」だの「雲台が~」だの大騒ぎするんですが、今季はおとなしくしていましたW。春にPanasonicのGX8を導入して、季節を先取り・・・お財布に秋風が吹いてるもんでW

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そんなこんなで、大阪梅田のYカメラさんとかKY商会さんとかを冷やかしで、久しぶりに展示の双眼鏡を片っ端から覗いて遊んでいました。medaichiの財布の秋風の原因は両社だと思っていますから遠慮がないというか・・・W もっとも、デジスコで撮影するとき、スコープ付の三脚かついでうろうろするんで、「ハッキリ言って双眼鏡邪魔!!・・・」とか「安くて、コンパクトで、良く見えて、野鳥を探しやすい双眼鏡が良いんだいっ!!」とか言いたい放題でコンパクトな小型双眼鏡を探していたということもあります。

友人が「これ、良いよ~!!」って見せびらかしてくれたのが、Hinode 5×20-A4です。「え゛~っ、これ、普通にみえるやんか。」とmedaichi。この場合「普通に見える・・・」というのは賛辞です。この手のコンパクト機っておもちゃっぽいですもんね。しかも、実視界11°・・・。medaichiの現役コンパクト機種と比較してみましょう。

compact_3口径20mmのコンパクト機にすれば、少しfatなHinode 5×20-A4ですが、最近のコンパクト機は口径25mmが主流ですから比べてみれば十分小さいです。細かいスペックは後で紹介しますが、探していたのは低倍率で広視界な機種です。観察のための機材ではありません。使用想定は森林、公園の緑道等で野鳥を見つけてデジスコに導入することです。実視界11°はどのくらいのアドバンテージがあるのでしょうか? Dsc09372ん~、作図してみると良くわかりますね。数字では概ね2倍ですが、見える範囲は4倍ってのはすごい魅力ですね。

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普通、見上げの枝先にいる野鳥を双眼鏡に導入するとき、失敗して「何処だ~っ」という時は、たいてい下に外れて観ていますから、こんな風にアヒル隊長が見つからないってことになります。コンパクトな広視界機。この視界の広さは強力なtoolになりそうです。飛んでいる野鳥もいいと思います。

medaichi的には、諭吉先生お一人様と野口先生4人様がかりで終わりです。まあ、ついでですから、双眼鏡選びのチェックポイントみたいなものになるかもしれませんが、もうちょっと書いてみたいと思います。続きます。

 

梅雨時は・・・双眼鏡のお手入れしてます? 

dekikon 毎日、うっとうしい天気が続きますが、こんな季節は双眼鏡とかカメラ・レンズ等の光学もののお手入れとか点検とかしたいものですよね。大切な双眼鏡でも、バーダーさんならフィールドで降られたりもするわけで、お家に帰ったらケースから出して乾かしてあげましょう。間違っても、そのまま収納したりするとカビたりしますから注意が必要です。ストラップも汗等の水分を含んでいますから、まめに取り外します。

とくに探鳥会のリーダーさんとか、カメラのご主人とか一日中しゃべりっぱなしWの方は、上の写真のように唾液が接眼レンズに飛びがちですから気を付けましょう。唾液痕・・・これ、完全に乾ききると意外にやっかいだったりします。medaichiなんかの双眼鏡だと海岸で風の強い日は、海水の飛沫がけっこうきます。塩分も大敵ですからまめにケアしないとね・・・。

bino_mente2017_1medaichiが双眼鏡などのお手入れに、普段使っているものは上の写真にあるものです。まず、右側のブロワ、できるだけ大きなもののほうが使いやすいです。PCとかのスプレー式のエアダスタは、低温の液がかかるとコーティングに悪そうなので使いません。次に柔らかなブラシを2本、筐体用とレンズ周り用は使い分けます。女性のお化粧用のブラシを使っていますが、洗剤で何度も洗って油分を取り除いています。また一度使用したら洗うようにしています。

クリーニング液もクロスに付けて使用します。以前は市販の界面活性剤入りのものを使っていましたが、現在は堀内カラーの「HCL LENSクリーナ」(黄色のラベル)です。アルコールベースで乾きが早く、光学もの手拭きではスタンダードの「OLYMPUS EEクリーナ」入り。

薬局で売っている無水アルコールも、水溶性・油性双方の汚れに使えますし、拭き残しが出にくいのでレンズの仕上げと、筐体に良く使います。真ん中のアルコールランプのような赤いキャップの「ハンドラップ」という容器に入れて使います。

クロスはレンズ用のが市販されてますが、販促品でもらったのとかいっぱいあるので、洗えば何度でも使えますから、これまた一度使用したら洗っちゃいます。先輩から、「ティシュペーパなんか、サンドペーパと一緒やで~」と教えてもらったので、ティッシュなんか使わずにまめにクロスまたはレンズ用のクリーニングペーパを使います。

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出かけるときは小さなポーチに、家で使っているものより小型のブロワとブラシ、小さめのクリーナー(適当なやつW)とクロスを何枚か。野外では光学ものはあんまり触らないようにしています。風なんかで埃とか以外に入り込みますし、あわてると拭き傷とかの素ですからブロワくらいしか使わんようにしています。とは言え、どうしてもクリーニングしなきゃならない場合もありますから忘れちゃだめですね。

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最近は、レンズのお手入れに便利なものがでていて「レンズペン」といいます。セム革のチップに特殊なカーボン粉末がついていて、汚れを吸着してくれます。medaichiのセットはチップが平面のフィルター用、球面のレンズ用、小さなチップのものはカメラのファインダとかのクリーニングに重宝しています。

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こんなふうに、小さなファインダや双眼鏡の接眼レンズまわりの隅々まできれいにクリーニングできる優れものですね。でも、軽微な汚れ程度ならいいですが、いきなりレンズぺんでは拭かんほうが良いと思われます。medaichiも、最初は「これって拭き傷のもとと違うやろか?」と敬遠してました。ジャンクの双眼鏡とかで試して、今は便利なんで、従来のクリーニングの仕上げみたいな感じで使っています。

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最初は、ブロワで埃、とくに小さな砂粒は大敵ですから丁寧に吹き飛ばします。そういった面からブロワは大きなもののほうが効果があります。後は念のため柔らかなブラシで軽く払います。オーバーなようですが、レンズ面のお手入れの場合、クリーナーで拭う前にルーペでチェックするくらい慎重にやっても良いくらいと思っています。でもって、普段のお手入れは、これで完了W。ちょっと使ったくらいで、たいした汚れもないのに神経質にレンズ拭きする必要はありません。

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次に、気になる汚れがある場合のみですが、レンズ用のクロスかペーパーを軽く丸めて、クリーニング液を約1滴分位・・・、写真のアルコールランプのようなものは、ハンドラップと言って、上のお皿の部分を軽くたたくと、ちょうどいいくらいのアルコールが出てくる便利ものです。

付け過ぎるぐらいなら少なめのほうが良いです。あとは、拭うというより、汚れた部分を軽くたたいて汚れを浮かし、クリーニング液の付いてない部分で、真ん中から周囲に向かって軽く拭き取る・・・一回できれいにならなければ、ペーパーを替えて繰り返す。みたいな感じでやってました。

lenzpen2 とは言っても、拭き残しというか、乾いたクリーニング液の痕跡がレンズ面に残る場合がありますよね。本当は綺麗になるまで繰りかえすといいのでしょうが、こういう時に先のレンズペンで軽く、真ん中から周囲に向かって拭いてやるととてもきれいになります。ああ、それから、レンズペンのカーボン粉末って目に入るといけないらしいので、medaichiは、この後、ブラシとブロアを必ずかけます。

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面倒臭がりのmedaichiですから、やる気になった時に、普段、ほったらかしのデジスコ用スコープの対物レンズも思い出して、クリーニングしてあげました。普段、使い倒してる子で、けっこう汚れてましたW。でも、まだまだ良いコンディションを保ってくれていると思います。「ありがとね・・・」 綺麗になった対物レンズには、ハンナリと青と緑の増透コーティングが・・・。まるで深い井戸の底をのぞき込むように、迷光処理された筐体の底にプリズム面が、水面の様に青くコーティングされているのが覗えます。う~ん、手前の、橙ピンク系のコーティングが施されているように見えるのは、フォーカシングレンズかな・・・? ちょっとこれ、反射きつくね・・・? って、そんな話題じゃなかったですよね。次、行きます。

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双眼鏡って、medaichiは、レンジャーやってた頃は、季節関係なく、机の上にほおりっぱなしでおいていてカビたことないです。野鳥園でも貸し出し用のNIKONのEタイプ(非防水)を30台、ロッカーに入れっぱなしで、特に防湿とか意識してなくてもカビたものは記憶にありません。「使ってる双眼鏡はカビない・・・」ってことなんでしょうが、これは、保証の限りではありませんW

とはいえ、一定期間使用しないで収納しとくものについては気を使ったほうがよさそうですね。左の写真はmedaichiの現役の子たちですが、後ろに見える湿度計がついているBOXは簡易の防湿庫です。Yカメラなんかで2.000円くらいで売ってます。別途カメラ機材用の乾燥材を入れて保管するんですが簡便で安心ですね。2軍のコンデジとか望遠鏡のアイビースとかごた混ぜで入っているんですが、ケースとかストラップ類とか外したほうが良いらしいんです。medaichiは、別々に保管すると無くしますからW 良く乾燥させて一緒に入れてます。

カビは常温でも湿度が60%を超えると成長します。この防湿庫のメーターでは40~60%が推奨されていました。medaichiの使っている乾燥材では、45%くらいで安定しました。あまりカラッカラに乾燥させ過ぎると、プラスチックやゴムの部品がひび割れたりと良く無いようですから、そこは可愛い子たちが入っているので、medaichiにしてはマメに面倒見ていますW

オジギソウを植えました。

160603ojigisou2このところ年中行事になってはいるのだけど、展望塔の入り口にオジギソウの苗を植えつけました。オジギソウってご存知ですよね。触ったりして葉に刺激を与えると、瞬時にしぼんでいって垂れ下がる様子がお辞儀をしているように見えるアレです。実は南アメリカ原産の帰化植物で暖かい地方では多年草です。

夏にピンク色の可愛い花を咲かせます。運動の様子が面白いので野鳥園では人気者です。種もいっぱいできます。実がなって黒く熟したら勝手に持って帰っていただいて結構です。普通の花より発芽温度が高いので、6月入ってからのほうが成績が良いようです。まあ・・・、野草ですから、ほったらかしで虫もつかず強いです・・・が、けっこうモッサリ茂ります・・・、棘もあります・・・、繁茂するとけっこう厄介かも・・・そこらへんは自己責任でお願いしますW

種をもってかえるお客さんは、けっこう、おられましたが、別にmedaichiのところには苦情が来ていませんW   また、耐寒性がないので、野鳥園では冬越しせず枯れちゃいますから、そこら中オジギソウだらけって事態にはならんのでしょうね。