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良像範囲って言うのかな・・・?

sony_rx100 ご存知のSONY RX100ですね。デジスコでは名機って言ってもいいと思います。これといった欠点もない優等生で精細な良い絵を出してくれるカメラです。medaichiのはデジスコ引退、物撮り専用・作業用と化しています。夏の鳥のいない時期に、いろいろとコネタをかますのはmedaichiの悪い癖ですが、デジスコは当然なんですが、まあ、カメラがどれほどきちんと写るのか、どんな写り方をするのか、ちょっと気になるので確かめてみました。

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今回はテストチャートのPDFをプリントしてみたけど、やっぱ所詮ふつうのインクジェットだからいまいちビッとしないんで、ステンレスのスケールを持ち出してみました。35mm換算で50mmになるようにして撮影。スケールの目盛りがどう写っているか、1~25の5か所を切り出して等倍以上に拡大して比較してみました。

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撮影した絵を、切り出して拡大して比較するとNo15まではハッキリクッキリ・・・海外のレビューなら「別格」outstandingとか評価されそうです。No20でコントラストが少々甘めに・・・。それでも「優秀」exellentはもらえそうですが、崩れ始めているのがわかります。

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No18まで戻ると画質を維持していますので、medaichiのRX-100はNo18からNo20のあたりまで良い画質を維持していると言えそうです。No25あたりの周辺にまで来ると、さすがにプリントでも「ゆるいかな~」ってわかりそうですが「良」good、あるいは「可」acceptableってとこだと思います。

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どんなレンズでも基本、中心部の像質が一番良くて周辺に向かって緩んでいきますが、medaichiのRX-100は概ね緑のサークル、厳しい人なら赤のサークルの範囲がシビアに見た良像の範囲と言えそうです。まあ、こんなもんだろうと予想はしていましたが、最初に名機って言っちゃったし~、レンズはCarl ZeissのVario Sonner T*の冠付きだし~、もうちょっと写りそうと思われるかもしれませんね。たぶん解像力は維持してしっかり写ってはいると思いますが、自動の周辺歪曲の補正がかかりますから、解像力を損ねている・・・絵作りとして歪曲の補正を優先しているってことだと思います。補正前のRAW画像で検証すればわかるかな・・・。

まあ、今回は今季のコネタに取り掛かる前に、作業用のカメラの写りを確認したってことで・・・

シギチドリの標識・Color Flagging Protocolです。

標識トウネンのことを書いたら、早速に本サイトのソースの問い合わせがありました。本サイトのシギチドリのカラーフラッグ゛(色別・国別の標識)のページには、大阪南港野鳥園が東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(渡り性水禽の調査の元締めみたいなところW)に登録されて云々とはまあ書いてありますけど、こちらも参考に

eaafp_top昨日のMHさんのトウネンのことを調べていて、ふと、EAAFPのサイトを見に行ったら、なんと、Color Flagging Protocolが更新されているではありませんか。ようは、medaichiが書いているシギチドリの標識のリストのネタ元のpdfです。前回の2013年も見落として大慌てしましたから今回も冷や冷やもので、早速ダウンロードして検証しましたが更新個所は1か所だけでした。

cf_protocolこんな風に国別、標識地ごとの標識のカラーの組み合わせを書いてくれているpdfです。今回、中段右端マレイシアの稿に「間違えて、カムチャッカの鳥に付けられてるから注意・・・」と書いてあっただけでしたW 本サイトにご大層なページを書いてますが、「このpdf見りゃ判るけど、なんか見ずらいなぁ・・・」で始まって、内外のサイトとか探したんですが情報量や視覚的に、「なんだかなぁ~」ということで、まあ、仮にもシギチドリ関係のNGOってことになってるんだから「自分で書くしかないか~」と、勢いで更新中W (本サイトの記事はこちら) (このpdfはこちら)

標識トウネン3羽・・・?

誠に申し訳ありませんが、medaichiが使用した写真が制限地域での撮影によるもの、併せて行政から写真、撮影地の公表を控えるよう通達されているとのご指摘を受け、遅ればせながら写真と記事を削除させていただきました。

ご指摘賜りましたShin’s様に御礼を申し上げるとともに、ご迷惑をおかけした関係者各位にお詫び申し上げます。

大和川のカラシラサギ2羽

160518karashirasagiABUさんに写真もらいました。大和川河口部にカラシラサギ2羽だそうです。夏羽はいいですよね、わかりやすくて・・・。カラシラサギは後頭に冠毛がある夏羽で嘴が黄色です。目先の色は青みが強いです。真夏にはもう冬羽に換羽が始まりますが嘴も黒くなって行きます。冠毛のなくなった冬羽でも上嘴基部に黄色みが残り、目先も黄緑色なんでコサギと区別はつきます。

もっとも、カラシラサギの越冬地は東南アジアなんで、完全な冬羽って観るの難しそうです。この鳥は観ておいたほうが良いですね。世界的に数が少ない希少種です。2羽なんてすごいと思います。

野鳥園2016年5月19日(木) マミジロ

160519mamijiroこないだの15日(日)、NPO主催の市民探鳥会でも、運の良い参加者さんは観察できたらしいんですがマミジロです。無論、同一の個体とは限りませんが。今日は昼前から出撃しましたが全然で、最後に谷底へ。着くなり「キョロッ!」と一声・・・。「え゛っ、嘘~、いるのぉ~」と待機してたら、すんなりと階段に出てくれました。

散歩の市民の方も多かったので数カットしか撮れませんでしたが、medaichiの電話で、後から来られたABUさんや、K山さんも撮れたし、階段周辺を離れず回っているようです。

翼が褐色の幼羽の第一回夏羽の♂若鳥君なんで警戒心が希薄なんでしょうね。全身真黒な成鳥♂だとこうはいかないんじゃないかと思います。

4Kフォト・・・ コサメビタキの嘴は・・・?

160508kosame1可愛いコサメビタキ君がいたので、4Kフォトで撮影。なんで?コサメビタキを4Kフォトかというと、medaichiは以前、本サイトで「サメビタキ族の識別」などという大それた記事を書くはめになり、その際、嘴の形状がきちんとわかる写真がなくてこまったことがありました。下の写真が撮りたかったんです。別にとりたてて4Kフォトじゃなくても撮れてそうな写真なんですがね~。

160508kosame2 kosame                     ないものはしようがないんで、左の画像をコンテンツの解説に使ったんですが、今ひとつ、嘴の形状がはっきりしません。上の写真ではじめて「正三角形に近い幅広の嘴で、基部の半分近くが黄色みを帯びる・・・云々」という記事が納得して書けるというもんですよね。近々に画像を入れ替えるつもりです。後は、エゾビタキとサメビタキで同じような写真を撮らんといかんですな~って、笑い事じゃないんですが・・・。件の記事のリンク張っておきます。「コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別」

medaichi的には、4Kフォトという新機能は現時点でも、このような解説写真を作る上で充分な画質があり、GX8はデジスコでの使用でも操作は楽です。とはいうものの、生き物相手ですから相手次第、面倒な部分はありますが、かなりの時間短縮が期待できると思います。

これから4Kフォトでトライしてみたいこととしては、まずシギチドリなどの標識個体についているカラーフラッグやリングの撮影があげられます。撮影できる限り動画回して、後から使えそうな写真をピックアップするってやりかたですね。