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トレイルカメラde Birdwatching

少し前に、園内の水場にトレイルカメラを仕掛けて調子にのったmedaichiらのNPO法人「南港ウェットランドグループ」で、再度この4月28日(木)~5月7日(土)にトレイルカメラを仕掛けてみた。今回は2台態勢・・・。視界は狭まるが野鳥が大きく写りこむカメラと水場全体を捉えるカメラの2台だ。上のサムネではmedaichiが「声はするのに探し切らねえ~!! 」とわめいていたノジコ君があっさりと写りこんでいた。

そうだなあ、今回は何が観察できたかは言わんでおきます。下にYouTubeの動画のリンクを貼っておきますのでブログの皆様方でBirdwatchingをお楽しみください。

https://youtu.be/aNBjJX_sVek

水場を利用する鳥たちを観察するのって楽しいですよね。まあ少し意地になって観てしまいそうな動画ではありますがmedaichiらは気に入ってます。

こんなのもいます・・・

この頃、干潟のシギチドリを観察していると、ハヤブサがアタックして飛ばしてしまうことが・・・。野鳥園近辺をうろついているハヤブサはこの子です。今日は北池東岸のクロマツ林で休憩でした。褐色の羽衣の去年生まれの若鳥君。猛禽は春から秋の一回換羽、すでに一部を換羽し始めています。

クロツラヘラサギまだいました。

medaichiは仕事だったのですが、なんでも昨日クロツラヘラサギが出たらしい。「ふ〜ん・・・」と呑気に野鳥園に来てみたら、「今朝もいるぞ〜!!」というので大慌てで撮影。この秋冬にクロツラヘラサギは2個体(成鳥と幼鳥)観察できましたが、この子は嘴がまだ肉褐色を帯びているので、どうも違う個体のようです。

虹彩はまだ暗褐色で、初列風切から次列風切の先端に暗色班があります。飛翔写真はお客様のY下さんに提供していただきました。

オオメダイチドリいました・・・

親戚筋のオオメダイチドリ大兄に展望塔前の干潟にお越しいただきました。昼近くなると水面近くの陽炎がきつくて写真はゆるいのですが勘弁願います。オオメダイチドリは1羽だけでしたがメダイチドリに混じってますので、展望塔のお客様にはややこしかったようですね。

だらしない写真ですがメダイチドリが近くに来たので1枚・・・。ここでは嘴に注目します。オオメダイチドリの嘴のほうがずっと太くて長く見えます。脚も長いので体高も高く見えます。羽色や足の色は間違いやすいのですが、オオメダイチドリはメダイチドリほど赤くはなりません。

信号トリオのシギとか・・・

展望塔前の北池干潟にいたアオアシシギにアカアシシギのマジ夏羽がくっつきました。「これにキアシシギがきたら赤青黄の信号トリオやねえ~W」とか、medaichiらはヘラヘラ笑いながら見ていたら・・・

本当にキアシシギがやってきました。

ああ、例によって蛇足的余談です。アオアシシギって小魚も捕食するんですね。

コサメビタキで重箱の隅・・・

そうです。今季はサメビタキ属なのです。展望塔を緑道に出たあたりのサクラ道にはサメビタキ属がよくやってきます。サメビタキの嘴の写真を撮らんといかんmedaichiなのですが、ピチピチっと鳴いているのはコサメビタキでした。「んっ?  変なところにとまるなあ・・・。おまえキツツキか?」樹の梢じゃなく枯れたヤマザクラの幹にしばしばやってきます。

よく見ると嘴になんかついてるし〜。羽蟻みたいなのが飛んでます。

とまる場所の近くの幹に羽蟻と白アリのようなものが・・・。季節的にはヤマトシロアリかもしれません。羽色も暗褐色・・・とおもっていたら働きアリも写っていました。まあフライキャッチャやから飛翔性昆虫たべるわなあ。

センダイムシクイやオオルリ君も盛んにぱくついていました。本日の重箱の隅は、ヤマトシロアリ(多分)でした。間違ってたらご指摘願います。