カテゴリー別アーカイブ: 野鳥

今いるウミアイサ♂

年内にウミアイサ♂adはあんまり見られんのやけど、今季は早い時期に(12/14) 展望塔前でカニやチチブを採餌している様子が観察された。ん~、さすがに頭羽や体羽にエクリプス羽が残存していますから、いまいちビリっとしませんが、これはこれで面白いので揚げておくことにします。

medaichi的には♀ad、♀1stwと♂1stwを撮り貯めているのですが、これはこれでなかなかうまくはいかんもんですW。

ヘラサギ初認・・・とか

去年2023年の秋冬季のヘラサギ初認が11/19なもんで、medaichiは「そろそろかな~、夢洲(野鳥園北の埋立地)が万博建設地でドカドカやってるしバチクソ雰囲気悪いしな~・・・」等と気をもんでいたのですが、めでたく今日11/21の早朝に1羽♀成鳥が観察できました。

日頃、当ブログにお越しのお客様はご存じかと・・・、medaichiはヘラのシャモジを見ると反射的に嘴先端の黄橙部の写真を撮る性癖があります。でもって早速嘴先端を撮影すると・・・「オオッ!! なんか見慣れた嘴やないか~W」ということに。そうですね、medaichiが2018年の秋冬季から ( 厳密にいうと2019年の2月 ) 観察し続けている「嘴先端の黄橙部の幅の狭い子」に酷似しています。

でもって「またmedaaichiがええ加減なことを・・・」と言われかねませんのでW、去年作った嘴の先端画像をまとめたものを再度揚げときます。この個体位、嘴の黄橙部の幅が狭い個体も見たことがないのでかなりの確率で同一個体と考えられます。そうするとこの子は初認の時から成鳥でしたから、最低でも11歳以上と言えると思います。

「んっ? ,猫 ?」と思ったら以前から観察されていたヌートリア君ではないですか。展望塔前の草地でモグモグやっています。デジスコでは近すぎて収まりませんので100-400mmの手持ちに切り替えました。ヒトの都合で南米から連れてこられて沼狸だの海狸鼠だの可哀そうな呼び方されたうえ、特定外来生物一次指定の害獣扱い・・・。ん~、彼らに安住の地はないのでしょうか?  と、medaichiはまあ同情的ではあります。

100-400mmの手持ちに切り替えたらオオタカとハヤブサがバトルを始めました。日頃、飛び物はお客様頼みのmedaichiですがカメラテストを・・・。ん~・・・、腕も機材もぼちぼちな上に、200m位離れて高速のハヤブサ君となると・・・まあ無謀やろねえW  この辺りでお茶を濁しておきます。

サメビタキの写真で・・・

こないだのサメビタキの写真を整理していたら、やたら細長いツバメみたいなシルエットのカットが撮影されていた。「ん~、こんな風に写ることもあるんだあ・・・」と改めて思ったような次第ではある。何年も野鳥たちの撮影やってていまさら何を言ってんだと思われますが、ようは「写真一枚でああだこうだ言うのってやらかすかも・・・」ですね。色合いはもちろんですがとくにシルエット・形については鳥の姿勢で撮れ方が違います。まあ、相手は生き物なんだからしょうがないですね。

ヤマシギ撮影されていました

NPOのW田さんがトレイルカメラの画像を回収してきてくれました。早速、11/1(金)の日没後にヤマシギと思われる子が撮影されていたのでご紹介しておきます。

ん~、ちょっとわかりにくいかも。で、一昨年22/10/14の日中に撮影されていた画像を探してきました。ヤマシギって目が上の方についていておかしな顔ですね。上の写真でも白く光って頭の上の方についている目と、頭頂部から後頸にかけてある太くて黒い横班がわかると思います。

野山の鳥も紹介しないと・・・

ん~、当ブログのお客様の中にはお気づきの方もおられるかもしれませんが、medaichiは去年の秋から冬にかけて緑道の野山の鳥たちをあまり撮影していません。展望塔から撮影できる子達をメインに書いていました。秋に椎間板ヘルニアから坐骨神経痛が出て、薬でふらついてうまく歩けなかったってのを言い訳にサボってましたW。すんません。

夏に神経痛の薬や鎮痛剤から離脱できたので、涼しくなってきたしリハビリかねて動き回ろうかと・・・。で、今いるオオルリの第一回冬羽の♂が・・・。実はmedaichiはオオルリ♂の第一回冬羽の解説に使えるようなレベルの写真を撮れてなくて、オオルリの記事書くときに不自由してました。やっと本サイトのオオルリの記事の写真を差し替えできることに。オオルリなんかはたくさんいるんですけど撮れないときはそんなもんです。

medaichi個人的には本当は一枚目の写真のような図鑑みたいな写真より、こんな双眼鏡の視野を切り取ったような臨場感のある写真がアリなんですが、本サイトの「こんなん出ました~」で紹介するっていうと多少図鑑的にわかりやすい写真にならざるをえませんね。

でもって、この図鑑的にWわかりやすいキビタキ君は、お客様のY下さんにお写真提供いただきました。多謝 いいなあ・・・、これも解説に使えそうですねW。

秋の渡りの頃は春に比べて木々の葉が茂っているので、見つけるのもさることながら鳥たちがなかなかスッキリしたところに止まってくれなくて苦労します。エゾビタキなんてもともと鳴かんし、鳴いても「ツイッ」。サメビタキを探すmedaichiは延々とこの子やコサメビタキの写真を撮り続けることに・・・。

ミユビシギのこと・・・

ミユビシギがこのところ記録に揚がっているが、野鳥園ではそれほど普通の子ではないのでこのブログでも紹介したことはないような・・・。ということで後々検索かけた時のために記事にしておこうかと。

今回観察されている子は幼鳥羽から第一回冬羽に換羽中ということで、当ブログのお客様のために随分昔に撮影したミユビシギ幼鳥の写真を探してきて比べてみることにしましょうか。左の幼鳥の上背や肩羽には明瞭な黒い軸班のある羽があり白黒のコントラストが強めです。右の第一回冬羽に換羽中の子では、↓で示した肩羽に灰白色の冬羽が見てとれます。

まずい写真で恐縮ですが、同じくこの春に観察されたミユビシギも肩羽の一部が赤褐色の字に黒い軸班のある夏羽に換羽しているのがわかります。換羽中のミユビシギは何にでも化けるというか間違えられることの多い子ではあります。シギの仲間のああだこうだについては肩羽はとても重要なポイントだということです。