カテゴリー別アーカイブ: シギ・チドリ

ハシブトアジサシとコオバシギ・・・

9/10、管理人は仕事でこれんかったら、お昼過ぎにハシブトアジサシが出た・・・。見たかったけど、まあ、こんなものでしょうW  気を取り直して、写真をお客様でお世話になってるK村さんに頂戴した。ふむ?!  よく知らん鳥やけど、下嘴基部にオレンジ色が無く真黒だし、翼も初列の先をのぞいてしろいから成鳥冬羽に換羽中の個体でいいと思います。眼の周辺から耳羽あたりをのぞいて、頭は白くなるから完全な冬羽じゃないってことで・・・

これまた、先日来、観察の上がっているコオバシギなんだが、なぜかmedaichiだけハズれ~WW   でもって、今朝は「絶対、探してやる」感満載で探したら、あっさり出てくれました。渡りのルートの加減か、ロケーションの適否か、なぜか野鳥園での観察記録は少ない。肩羽や雨覆いの淡色の羽縁の内側に暗色の帯・サブターミナルバンドがあるのがわかります。幼鳥ですね。サブターミナルって端っこのちょっとだけ手前っていう意味やったから、日本語でなんだっけ?  「亜終端線」やったかな・・・毎度うろ覚えのmedaichiWWすんません。

ダイゼン・カワセミ・ホウロクシギ

朝は涼しくてやっと秋の気配が・・・。ダイゼンが展望塔前に来た。

今いるカワセミはこの子。遠くて逆光・・・。まあ、いいや、若い子ですね、胸が褐色かかってます。でもって、若鳥のくちばしは先端が鋭くて、上下とも黒く見えます。近くで撮影すると♀個体だと下嘴に赤みがかかっているのもいるようです。趾(あしゆび)が正面から見ると黒っぽいですね。

参考までに、medaichi宅の近所の公園で撮影した♀成鳥の写真を揚げておきます。成鳥の胸はオレンジ色かかってみえます。嘴は先端が摩滅して丸味かかり、下嘴に赤みがあります。♂は上下黒いですね。趾は赤く見えます。

昼前にホウロクシギが北池から近寄ってきたが、ここまで・・・。陽炎きついし、うまく撮れませんでした。

ハジロコチドリとトウネンの標識鳥

イベント告知の締切をほったらかして双眼鏡で遊んでいたら、理事長に肩ポンされた・・・。過去の経験からいうと、こういう時はろくなことがないと相場がきまっているW   んっ?  スコープを見ろとおっしゃる。「また、ややこしい鳥を・・・」と思いながら覗いてみると、ややこしくないハジロコチドリ君でした。まあ、medaichiの親戚筋ですから、記事にしておきましょう。

おでこに暗色部あるし、嘴基部には目立たないですがオレンジ色が・・・。春のメリハリのきいた姿から、冬羽に向かう頃には、ぼんやりした感じになるんだけれど、この子は成鳥。おまけで幼鳥の写真もつけておきます。

数年前の、2012/9/10と記録してありました。秋のハジロコチドリ幼鳥・・・ん~、可愛い~な~。

でもって、陽炎の出始めた西池干潟、ハジロコチドリ君を追いかけていると・・・。今度は「お~い、トウネンの標識鳥もおるで~」とのことW   撮影して確認すると右脛の黒/黄フラッグ、ロシア・カムチャッカ半島の標識鳥だった。「あれっ、去年の秋にカムチャッカの幼鳥出てなかったっけ・・・?」

このブログでも紹介したが、2018年10月5日のトウネン標識鳥だ。「むむふふっW、去年、幼鳥で来たんなら、大人になって、また野鳥園に来てくれたのかな~」と不埒な妄想竹を生やしまくるmedaichi・・・。

いやいや、んなお手軽な妄想をしてはいけません。旗に番号でもあれば個体識別できますが、黒/黄の旗だけでは根拠なし・・・。だいいち、こんなちっこい旗に番号振られても、撮影が面倒臭いことこの上ないわけで・・・「大人になって帰って来たよ~」説は見事に却下WW   ん~、浪漫はあるんだけどね~。

8月21日(水) 干潟のシギチドリ・・・

今日は定休日でしたが、medaichiは本サイトのメンテに・・・。ん~、medaichiは、このブログもそうだけど、本サイトにも来場者のカウンタをつけていないんだが、アクセスを見てみると、8月に入って、シーズン前なのに数千人、ブログだけで千数百人の来場者がおられた。毎度のことながら、ちょっと考えさせられますねえ・・・、遊んでてええんやろか?W?W

野鳥園本サイトの観察記録をみていただければ、お盆を過ぎて賑やかになってきたのがおわかりかと。まあ、テキストだけだと雰囲気伝わらんかも~。なもんで、暑くなる前にちょこっと撮影してみた。

でもって欲張ったW 1枚・・・、シギチドリが6種写っています。野鳥園のお客様なら、どうってことないですねW  手前の干潟上に左から、トウネン、オオメダイチドリ、葦かぶりでメダイチドリ、ダイゼンですね。真ん中の、水辺に立ちこんだ5羽の群れはどうですか? 左の子が大きく見えますね。

はい、オオソリハシシギとアオアシシギでした。秋のオオソリハシシギは幼鳥が多いのだけれど、早い時期は成鳥もいるようです。近くで撮れてませんからわかりづらいですが、すでに肩羽あたりに冬羽がちらほらしておもしろいですよ。

チュウシャクシギもいます。他にはキョウジョシギが綺麗でした。左丸のオオメダイチドリ君、くちばしもぶっといですが、足も長いですね。右丸のメダイチドリと比べてみてください。他にはソリハシシギ君やイソシギ、タカブシギと思われた子もファインダを横切りましたが撮れてません。

                 撮影した画像をプレヴュでチェックしていると「チィ~~」と声が・・・   おお~、いましたいました、野鳥園に今いるカワセミはこの子です。1枚しか撮らせてくれませんでしたから、素っ気ない写真ですが・・・。

8月ごろからたいていカワセミが観察できるのですが、ほとんど若鳥です。良い環境は、成鳥が縄張りしていて、若鳥たちは、こんな海岸・河口部まで拡散していくのでしょう。見かけたら「頑張れ~」って応援してあげましょう。

シギチドリの秋の渡りが始まりました

 「皆さん、梅雨明けしたと思ったらいきなり暑いですね~。写真なんか撮ってられませんよね~」等とヘラヘラ笑って遊んでいたら、「メダイチドリ来とるで~」との声が・・・。おろっ!  もう来てるの~とあわててカメラを。真昼だし・・・陽炎きついし・・・、写真の出来は大目に見てくださいね。

でもって「メダイチを・・・」とファインダで探すとアオアシシギ成鳥が2羽・・・。7月下旬から観察されていたキアシシギ君もいたので一緒に記念撮影しておきます。

ああ、メダイチですよね・・・、いました、いました。西池干潟の遠くにいました。デジスコギリギリ・・・。♂adの退色した子ともう一羽、茶色の子、幼鳥なのか退色した成鳥なのか、すぐ見えなくなったので今日のところは不詳としておきます。

ああ、成鳥よりずいぶん遠くにいました、いました。んん~、なんかかろうじて幼鳥→1stwのようにみえますねえ。

ヨーロッパトウネンのこと・・・

5月2日(木)、西池干潟のトウネンの群れの中に、ヨーロッパトウネンの夏羽を観察した。第一回冬羽や越冬の冬羽の個体は良く観察されるが、夏羽は珍しい。medaichiも野鳥園ではずいぶん昔に見たような記憶があるだけだ。喉下の白色部や、肩羽の広い暗色班、三列風切の暗色班と赤褐色の羽縁が顕著でありわかりやすい子だった。