カテゴリー別アーカイブ: 水辺の鳥

1/19 今日のヘラサギ7羽・・・②

さて、medaichiは今季のヘラサギ7羽の内で、翼の先端に暗色班のある子が1羽いると申し上げたが、今朝飛んでいる群れを撮影すると明らかに初列風切先端に暗色班のある子が2羽いた。

群れの7羽全体が写りこんでいる写真を精査していくと、写真で確認できる暗色班を持つ個体は3羽いました。ただ、昨年の12/25の拙稿に書かせていただいたように、白く見える初列風切に暗色の羽軸がある個体を1羽観察していて、おそらく3暦年秋と思われます。この暗色の羽軸は近ければ確認できると思うのですが、通常の野外の観察では見えないことが多いと思います。

3暦年のヘラサギは成鳥に酷似していて、程度の差はありますが冠羽もあるようです。一見して白い翼に見えても、僅かな暗色班や暗色の羽軸或いは灰色味のある足などの若鳥の特徴が残存している場合があるようで、この傾向は4暦年春も同様のようです。

1/17 今日のヘラサギ7羽・・・

別にワンコの散歩をほったらかしたわけではないが、今日は昼から強くなった西北風を避けてヘラサギ君達の群れが飛来してきました。北池の西の葦際に沿っているのだが「ん〜っ・・・展望塔からじゃ見えん。」 でもって北観察所に自転車で急行「おお〜、しゃもじが7本並んでいるではないか」

と、ヘラヘラ笑っているといきなり飛ばれた。多分上がって来た水位を嫌ってのことと思われるが、いつものmedaichiならデジスコなんで、これにて撮影終了ってなるんですが、今日はG9-PROだったので連写。オートでカメラまかせは楽でいいや。初列風切端の暗色班のあるのはこの子だけみたいなんですが、あとは成鳥と3暦年冬以上ばかりなんだろうか・・・?

デジスコ常用の20mm単焦点・・・、良いレンズなんだがフォーカスが亀なもんで、こういう写真は無理っ!!  G9-PROと100-400mmの組み合わせは簡便にそこそこ撮れますね。フォーカス早いし、望遠端欲張らないほうが成績いい感じ・・・。medaichiはプリントしませんしweb揚げるだけなんで、撮影の選択肢が増えました。そうこうしてるうちに、しゃもじ君達は葦原内の池に下降・・・

展望塔に戻るとこんな感じ。かろうじて7羽いるのわかります。この体勢からは動きがなくなるようなので、本日はこれまで。

1/9 ヘラサギ7羽だとか・・・

1/9(日)の早朝、ヘラサギが7羽も観察されて驚いているmedaichi。「こないだのクロツラが混じってんじゃないのか〜?」等と失礼極まりないことを口走っておりましたが、橋本のかたまり氏にお写真を頂戴してみると「なんと全部ヘラサギだわ・・・」ってことに。お粗末!!

今日1/14(金)も早朝に7羽観察できたとか・・・。ん〜、夜間から薄暮時にかけて園内で採餌して夜明けに飛び去るっつうパターンかも。こうなったらワンコの散歩なんぞほったらかして見に来るしかないですよねえって・・・怒るだろうなあW。

ミコアイサでああだこうだ

北観察所の前にウミアイサの♂が・・・。medaichiは寝坊をしてしまいましたから北観察所からは真逆光で補正しきれません。サイドからの半逆光でも冬の低い光線だとコントラスト強過ぎでアウト。

仕様がないので、雲で日が陰るのを待っていたらウミアイサをロストしましたW。ファインダをミコアイサが横切ったのでターゲット変更。クロマツ林の写りこむ水面に来るのを待って撮影。単独で撮っても面白みに欠けるか・・・と、オオバン君とオカヨシガモに出番お願いしました。

目先黒いですし、頭も茶色で白い羽も無いので♀成鳥かと・・・。でもパタパタしてくれないとなんだから待ちました。雑な写真ですが小中雨覆も白くて・・・、ん~、内側大雨覆もかろうじて白いようです。普段「図鑑に書いてあることが実際のフィールドでどう見えるか確認するのが、バードウオッチング上達の基本ですう・・・」等とご大層な御託を並べていますが、まあ混乱するってこともままありますねWW。

12/25 ヘラサギ3羽だとか・・・

「年末に仕事が立て込むのは当たり前だい!!」と開き直ってへらへらとサボっていたmedaichi・・・。今朝は12/25に出たヘラサギが3羽、北観察所脇に休息している。「北観察、寒いしな~・・・」とパスする気見え見え・・・。ところが今朝は例の「野鳥ボーイズ」がいたのだ。小五のナオ君に遼君、野鳥研のあさひ所長までいる。この子らは北観察所まで撮影しに行く気満々なのだW。「ん~、こいつら元気やからな~」 つうわけで、小学生が出撃するのに管理人のmedaichiがサボるのもなんだかな~と、子供らに元気をもらって出張りました。パッと見、真ん中の子が幼鳥で両端の2羽は成鳥っぽいですね。

上の写真は小五の遼太君にいただきました。ん~、近頃の小学生は馬鹿にしたもんじゃありませんねえWW。きっちりと良い写真をおさえてますう。写真で見るかぎり飛び出しの2羽ともに初列風切の暗色班は見当たりませんので成鳥でいいのかなあ?

まあそこらへんはデジスコ屋の面目にかけて重箱の隅をほじくりだしてみようかと・・・WW    でもって今日の重箱ですが・・・。虹彩の色はかなり赤いですね。嘴は皺模様は成鳥っぽいですが先端の黄色班が過大というか成鳥にくらべるとモヤモヤ感あります。脚は黒、わずかに灰色味を感じますねえ~。おっと白く見えた初列風切に暗色の羽軸が残っているではありませんか。3暦年秋の子はパッと見ると成鳥に酷似しますし風切の暗色部の無い子もいるのですが、暗色の羽軸が残る子もいるらしいです。medaichi的には3暦年秋としておきましょうか。

 

カワセミが2個・・・

今、野鳥園で観察されているカワセミはこの子達です。今日は二羽並んでくれたので記念撮影を・・・。まあ、これで終わるのもなんだから、例によってブログのお客様にはおまけ画像を揚げておこう。

別にどうってことないお話ですが、カワセミは下嘴が黒いのが♂、赤い部分があるのが♀ってことですね。巣立ち直後で嘴の先端に白い部分があるような子は♂♀どちらも黒いですが、夏から秋になると区別ができるようです。ただカワセミの口の中は赤く、嘴も厚みが薄いので光が当たりようで透過光がある場合は注意が必要ですね。