カテゴリー別アーカイブ: 水辺の鳥

1/9 ヘラサギ7羽だとか・・・

1/9(日)の早朝、ヘラサギが7羽も観察されて驚いているmedaichi。「こないだのクロツラが混じってんじゃないのか〜?」等と失礼極まりないことを口走っておりましたが、橋本のかたまり氏にお写真を頂戴してみると「なんと全部ヘラサギだわ・・・」ってことに。お粗末!!

今日1/14(金)も早朝に7羽観察できたとか・・・。ん〜、夜間から薄暮時にかけて園内で採餌して夜明けに飛び去るっつうパターンかも。こうなったらワンコの散歩なんぞほったらかして見に来るしかないですよねえって・・・怒るだろうなあW。

ミコアイサでああだこうだ

北観察所の前にウミアイサの♂が・・・。medaichiは寝坊をしてしまいましたから北観察所からは真逆光で補正しきれません。サイドからの半逆光でも冬の低い光線だとコントラスト強過ぎでアウト。

仕様がないので、雲で日が陰るのを待っていたらウミアイサをロストしましたW。ファインダをミコアイサが横切ったのでターゲット変更。クロマツ林の写りこむ水面に来るのを待って撮影。単独で撮っても面白みに欠けるか・・・と、オオバン君とオカヨシガモに出番お願いしました。

目先黒いですし、頭も茶色で白い羽も無いので♀成鳥かと・・・。でもパタパタしてくれないとなんだから待ちました。雑な写真ですが小中雨覆も白くて・・・、ん~、内側大雨覆もかろうじて白いようです。普段「図鑑に書いてあることが実際のフィールドでどう見えるか確認するのが、バードウオッチング上達の基本ですう・・・」等とご大層な御託を並べていますが、まあ混乱するってこともままありますねWW。

12/25 ヘラサギ3羽だとか・・・

「年末に仕事が立て込むのは当たり前だい!!」と開き直ってへらへらとサボっていたmedaichi・・・。今朝は12/25に出たヘラサギが3羽、北観察所脇に休息している。「北観察、寒いしな~・・・」とパスする気見え見え・・・。ところが今朝は例の「野鳥ボーイズ」がいたのだ。小五のナオ君に遼君、野鳥研のあさひ所長までいる。この子らは北観察所まで撮影しに行く気満々なのだW。「ん~、こいつら元気やからな~」 つうわけで、小学生が出撃するのに管理人のmedaichiがサボるのもなんだかな~と、子供らに元気をもらって出張りました。パッと見、真ん中の子が幼鳥で両端の2羽は成鳥っぽいですね。

上の写真は小五の遼太君にいただきました。ん~、近頃の小学生は馬鹿にしたもんじゃありませんねえWW。きっちりと良い写真をおさえてますう。写真で見るかぎり飛び出しの2羽ともに初列風切の暗色班は見当たりませんので成鳥でいいのかなあ?

まあそこらへんはデジスコ屋の面目にかけて重箱の隅をほじくりだしてみようかと・・・WW    でもって今日の重箱ですが・・・。虹彩の色はかなり赤いですね。嘴は皺模様は成鳥っぽいですが先端の黄色班が過大というか成鳥にくらべるとモヤモヤ感あります。脚は黒、わずかに灰色味を感じますねえ~。おっと白く見えた初列風切に暗色の羽軸が残っているではありませんか。3暦年秋の子はパッと見ると成鳥に酷似しますし風切の暗色部の無い子もいるのですが、暗色の羽軸が残る子もいるらしいです。medaichi的には3暦年秋としておきましょうか。

 

カワセミが2個・・・

今、野鳥園で観察されているカワセミはこの子達です。今日は二羽並んでくれたので記念撮影を・・・。まあ、これで終わるのもなんだから、例によってブログのお客様にはおまけ画像を揚げておこう。

別にどうってことないお話ですが、カワセミは下嘴が黒いのが♂、赤い部分があるのが♀ってことですね。巣立ち直後で嘴の先端に白い部分があるような子は♂♀どちらも黒いですが、夏から秋になると区別ができるようです。ただカワセミの口の中は赤く、嘴も厚みが薄いので光が当たりようで透過光がある場合は注意が必要ですね。

クロツラヘラサギ2個目・・・

今朝( 11/26 08:36 ) 南池にクロツラヘラサギの今季2個体目が来ました。medaichiが野鳥園到着時は、南池の北西岸でチュウダイサギに混じって採餌していました。「遠いわ~、180m位あるし~」等と文句垂れながらの記念撮影。写真がぬるいのは勘弁してください。

ということで、ブログのお客様にはオマケ記事を・・・。こないだ10/10に来た成鳥と比べてみましょう。嘴は黒くはなっていますが目先の黄班もないし上嘴の表面も成鳥に比べて平滑に見えます。

翼をパ~ってやってくれるか、飛び立ちを待ったのですが撮り損ねましたW。羽繕いを撮ったのに初列風切が写っていました。明瞭な暗色班が認められます。遠いので虹彩の色とかハッキリしませんが暗色にみえましたから、最初、上嘴なかほどに僅かに皺模様が見えたので2Y/winterかなとおもいましたが、1Y/winterの可能性があるかもしれません。

クロツラヘラサギ・・・おまけの続き

クロツラヘラサギの年齢っつうと、基本的には風切等の暗色部、虹彩、嘴の色や皺模様とか外観から推定可能なんだが、風切、翼の暗色部の話はヘラサギの稿でもやったから、今回は嘴にもうちょっと注目してみよう。

クロツラヘラサギの嘴は左の写真の様に黒くて上面に基部から先端近くまで皺模様があります。ヘラサギの嘴は先端に幅広の黄色班があってめだつのですが、クロツラヘラサギも先端に僅かに黄色班が出る個体もいます。まあ、目先の裸出部の形状が違うから間違わんと思います。

 

ああっと嘴の話でした・・・。上の写真の左の子は2014年の今頃、10/5の撮影で1齢の幼鳥ですね。嘴の色はもっとピンクというか肉色掛かってるかと思ったんですが、この子は黄褐色味がかって見えますね。右の子は嘴は黒くなっていますが、上面には皺模様が無く平滑です。風切の暗色部が見えなくても、黒くても平滑な嘴が見えれば2齢の亜成鳥であることがわかります。

写真が暗いのでわかりづらいですが、medaichiが読み散らかした資料には、2齢位から虹彩の色も赤みがかるそうですから、注意しないといけませんね。それから、嘴上面の皴模様ですが2齢の春にかけて1月ごろから嘴基部から皺模様がうっすら出始めるらしいので、皺模様でああだこうだ言う時は地雷を踏みそうですね。