カテゴリー別アーカイブ: 野山の野鳥

キセキレイのこと・・・

普通見慣れたセキレイは、大雑把に川の河口部或いは都市部にハクセキレイ、中流域にセグロセキレイ、上流の山地・渓流域にキセキレイって棲み分けているわけで、野鳥園のような河口部・埋立の市街地にはハクセキレイしかいない。とは言うものの、春秋の渡りの季節ならセグロセキレイを含めて通過しているので、野鳥園で観察できないわけではないです。

別にmedaichiが不精をかましてるってわけではないですが、本サイトにも揚げたことありません。理由は、今朝もそうですが薄暗い緑道でシャッタスピードも上がらんのに、やたら尾を振るセキレイは苦手です。ノイズを嫌ってiso感度は400、せいぜい上げても800で撮影しますから、例によって上のような大量のボツ写真を・・・。

嘴が基部まで暗色、足も肉色だけどかなり暗い色合いなので成鳥だろうと・・・。喉下はほとんど白いから♀成鳥でいいのかな。♀の冬羽と第一回冬羽は見分けにくいそうなんですがどうだろう?  ん~、判らんってことは無いんでしょうけどね。「キセキレイか~」なあんて言わず、よく観察せんといかんですね・・・反省。

キビタキ♂とか・・・

ここんとこ地味目の茶色い鳥ばっかだったので、今朝はマジ探しました。まあキビタキは鳴き声を頼りに探しやすいと言えば探しやすいんですが、撮れる撮れないはその時次第ですね。今朝の子はちょっと露出が厄介な状況で黒色部がつぶれ気味ですが、まあうまく処理できた方だと思います。

ブログのお客様にはおまけ。オオムシクイの「ジジッ!」という声ばかりしていましたが、この子は短く「ヒッ!」と強めの地鳴き、バフ色かかった眉班、下嘴の暗色班、肉色かかった足の色でエゾムシクイ。

サンコウチョウとか・・・

青い子も黄色い子もいるんだが撮影できる所に出てきてくれない。アラカシの枝先にちょっと大きめのヒタキがポテッと落ちてきた。逆光だしルリ♀かな~と取りあえずファインダを覗くとサンコウチョウだったW。上半身しか見えてないが、まあ証拠写真ってことでいいだろう。

青い子の成鳥は出てきてくれませんが、一年生、第一回冬羽の♂がいました。サイドからの逆光でどうにもなりませんがシャッタを・・・。まあ季節ネタだしいいっか。

オオムシクイは個体数もたくさん入っていたし、よく鳴いていたのでてっきりオオムシクイと思って撮影したら、下嘴がオレンジ色で無班、暗色班がありません。この後の連写のうちの一枚に頭央線が写っていたのでセンダイムシクイ。

エゾビタキ・コサメビタキとか・・・

緑道の後ろの電線がお気に入りで、たまにしか前まででてくれないエゾビタキ君・・・。まあ、この手の鳥は飛んでも元の枝先に戻ったりすることが多いので、一度見つけると後は撮影できる。高い枝先にいることが多いので、空抜けにならないよう背景探しでアングルをこまめに探すとかそれなりの手間はかかりますW。

同じく高い枝どまりのコサメビタキ君・・・。アングル、下から見上げだし・・・、光が直射でコントラスト付き過ぎだし・・・。medaichiの嫌いな撮影ですが証拠写真となるとそうも言ってられませんから、何とか写真になるよう頑張ります。

月が替わってから天気に恵まれないこともあって野山の小鳥たちが全然撮れていません。オオルリ♀成鳥とかキビタキとかいることはいるんだけど、青い子や黄色い子は撮れずでmedaichiは焦って言います。野鳥を観ながら撮影ってとても楽しいんですが、撮らなきゃいけないってなると胃が痛くならんでもないですね。根がお気楽なもんで「明日がんばろう~♪♪」なんてヘラヘラ笑っていますが・・・。

とりあえずキビタキ♀

ミサゴとかセッカ・・・

この終末もお天気は冴えないですが、まあ暑くなくていいや。ミサゴ君達は繁殖地から戻った個体数が増えてきたのか、野鳥園でも見かける子が増えています。今朝は3羽。大抵はお立ち台にとまってボ~ッとしています。

まあ、そこは魚食性とはいえ猛禽ですから、たまには気合の入ったハントを見せてドリャ~!!とシャッタチャンスを提供してくれないと、野鳥園としても営業上差しさわりがありますので、今季もミサゴ君達にはせいぜい頑張ってもらいましょう。

どこかで読み散らかした資料にあったと記憶しているんですが、春から「ヒッヒッヒ・・・」と賑やかかにさえずっていたセッカ達ですが、秋冬の非繁殖期も観察できんこともないですが目立ちません。まあ通年観察できるわけなんですが、どうやら春から夏の繁殖の個体群と、秋から冬の越冬の個体群は入れ替わっているらしいです。50m以上距離があって写真はぬるいですが揚げときます。

ツツドリとか・・・

早朝(06:30頃)のさえずりの丘に杜鵑(とけん)類が2羽いた。飛ばしてしまったが杜鵑類(カッコウ・ホトトギスの仲間)であることはわかった。基本、警戒心の強い鳥なので仕方がない、動きを止め固まるmedaichi・・・、待つことしばし、1羽が再度姿を現してくれたのでソロ~ッとシャッタを・・・

かなり大きく見えたのだが、カッコウではないかも・・・。鳴いてはくれなかったが胸の横班が僅かに見えている。横班はカッコウより太めと思えるし、虹彩も暗色だ。胸から下面の確認もしたかったのだが、まあいいやツツドリとしておこう。首胸あたりに褐色味があるから♀の様に見える。

この子も撮影はデジスコで、換算1.200mmで撮影。medaichiの場合、この1.200mmという数字は鳥が大きく写るという意味ではなくて、警戒されない距離をとって撮影できるという意味合いの方が大きい。手前の枝葉にフォーカスを引かれてもマニュアルで送れるので、とまり物はやっぱりデジスコの方がアドバンテージあるかも。