カテゴリー別アーカイブ: 野山の野鳥

サンコウチョウとか・・・

青い子も黄色い子もいるんだが撮影できる所に出てきてくれない。アラカシの枝先にちょっと大きめのヒタキがポテッと落ちてきた。逆光だしルリ♀かな~と取りあえずファインダを覗くとサンコウチョウだったW。上半身しか見えてないが、まあ証拠写真ってことでいいだろう。

青い子の成鳥は出てきてくれませんが、一年生、第一回冬羽の♂がいました。サイドからの逆光でどうにもなりませんがシャッタを・・・。まあ季節ネタだしいいっか。

オオムシクイは個体数もたくさん入っていたし、よく鳴いていたのでてっきりオオムシクイと思って撮影したら、下嘴がオレンジ色で無班、暗色班がありません。この後の連写のうちの一枚に頭央線が写っていたのでセンダイムシクイ。

エゾビタキ・コサメビタキとか・・・

緑道の後ろの電線がお気に入りで、たまにしか前まででてくれないエゾビタキ君・・・。まあ、この手の鳥は飛んでも元の枝先に戻ったりすることが多いので、一度見つけると後は撮影できる。高い枝先にいることが多いので、空抜けにならないよう背景探しでアングルをこまめに探すとかそれなりの手間はかかりますW。

同じく高い枝どまりのコサメビタキ君・・・。アングル、下から見上げだし・・・、光が直射でコントラスト付き過ぎだし・・・。medaichiの嫌いな撮影ですが証拠写真となるとそうも言ってられませんから、何とか写真になるよう頑張ります。

月が替わってから天気に恵まれないこともあって野山の小鳥たちが全然撮れていません。オオルリ♀成鳥とかキビタキとかいることはいるんだけど、青い子や黄色い子は撮れずでmedaichiは焦って言います。野鳥を観ながら撮影ってとても楽しいんですが、撮らなきゃいけないってなると胃が痛くならんでもないですね。根がお気楽なもんで「明日がんばろう~♪♪」なんてヘラヘラ笑っていますが・・・。

とりあえずキビタキ♀

ミサゴとかセッカ・・・

この終末もお天気は冴えないですが、まあ暑くなくていいや。ミサゴ君達は繁殖地から戻った個体数が増えてきたのか、野鳥園でも見かける子が増えています。今朝は3羽。大抵はお立ち台にとまってボ~ッとしています。

まあ、そこは魚食性とはいえ猛禽ですから、たまには気合の入ったハントを見せてドリャ~!!とシャッタチャンスを提供してくれないと、野鳥園としても営業上差しさわりがありますので、今季もミサゴ君達にはせいぜい頑張ってもらいましょう。

どこかで読み散らかした資料にあったと記憶しているんですが、春から「ヒッヒッヒ・・・」と賑やかかにさえずっていたセッカ達ですが、秋冬の非繁殖期も観察できんこともないですが目立ちません。まあ通年観察できるわけなんですが、どうやら春から夏の繁殖の個体群と、秋から冬の越冬の個体群は入れ替わっているらしいです。50m以上距離があって写真はぬるいですが揚げときます。

ツツドリとか・・・

早朝(06:30頃)のさえずりの丘に杜鵑(とけん)類が2羽いた。飛ばしてしまったが杜鵑類(カッコウ・ホトトギスの仲間)であることはわかった。基本、警戒心の強い鳥なので仕方がない、動きを止め固まるmedaichi・・・、待つことしばし、1羽が再度姿を現してくれたのでソロ~ッとシャッタを・・・

かなり大きく見えたのだが、カッコウではないかも・・・。鳴いてはくれなかったが胸の横班が僅かに見えている。横班はカッコウより太めと思えるし、虹彩も暗色だ。胸から下面の確認もしたかったのだが、まあいいやツツドリとしておこう。首胸あたりに褐色味があるから♀の様に見える。

この子も撮影はデジスコで、換算1.200mmで撮影。medaichiの場合、この1.200mmという数字は鳥が大きく写るという意味ではなくて、警戒されない距離をとって撮影できるという意味合いの方が大きい。手前の枝葉にフォーカスを引かれてもマニュアルで送れるので、とまり物はやっぱりデジスコの方がアドバンテージあるかも。

サンコウチョウとか・・・ムギ君も。

雨上がりの朝は野鳥の気配は少なかったものの、はばたきの丘にサンコウチョウ♂adが出てくれた。実のところミラーレス一眼を今季から試しているのだが、全然使える写真が撮れずで「ん~、デジスコの呪いか~?」 というわけでもないが、今朝はデジスコを持ち出した。面倒なシステムだが12年以上デジスコで野鳥の写真撮っているから、まあ、いれば何とか撮影はできますW。

でもって、以前から撮りたかったサンコウチョウのさえずり写真です。口の中を撮りたかったんですが、やや青味がかった黄緑色をしているのが確認できますね。ネット上では蛍光グリーンなどと書かれていることもあるようですが、そんなケバイ色ではありません。

色ついでに、サンコウチョウのアイリングの色なんですが、図鑑にもコバルトブルー(cobalt blue)と記述されてる本もあるし、その辺りからきてているのでしょうが、野鳥関係のサイトでもコバルトブルーと書かれているのがありますね。medaichi的にはコバルトブルーってもっと暗色やし、どっちかっつうと明るめのシアン(cyan)と違うかなと思うんですけどね。まあ、口の中の蛍光グリーンと同じで装飾過剰な表現ではあると思います。ちなみにMark Brazil著の「BIRD OF EAST ASIA」には単に”blue”とかかれていましたW

え~、5/3にいたムギマキ♂です。例によってmedaichiはムギ君とは徹底的に相性が悪いので撮れてませんW。お写真は常連のお客様のyoshisan様に提供頂きました。多謝 つまるところ、観察できた時はカメラ持ってなかったり、カメラ持ち出した時はおなじみの「さっきまでいたのに」シリーズとか「昨日までいたのに」シリーズとなります。

今朝はイソヒヨドリ・・・

今朝は展望塔近くの緑道でイソヒヨドリが良い声でさえずっていた。・・・ヒヨドリと名がつくもののヒヨドリではなく、ツグミに近い仲間です。英名はBlue Rock Thrushやから本来は「アオイワツグミ」かな?  ツグミの近縁ならSongの上手いのもわかりますね。アフリカからユーラシア大陸に5亜種いますが主に名の通り高原・山地に棲み、日本の亜種のみ海岸の岩礁地帯にいます。

「よくさえずるなあ」と思っていたら近くにお嫁さんがいたのですね。♂の青と赤茶の華やかな色合いに比べ地味ですがイソヒヨドリ♀です。

この稿の写真♂♀2枚ともmedaichiのデジスコではなくて、先日紹介したPanasonicのミラーレス機DC-G9Proと100-400ズームの三脚無し手持ち撮影です。明るくて手前の開けた鳥には楽でいいですね。写りもそこそこ使えそうです。

まだ飛び物とか試していませんが、昆虫とか、野鳥園前の大阪港大関門通過の船舶とか、撮影の選択肢が増えるのはmedaichi的には助かりますね。薄暗い植栽のゴチャゴチャした所の鳥はデジスコでセミオート、マニュアルでピントを送り迎えせんと撮れませんが、所詮、ひとつの機材で何でも撮ってやろうというのが虫のいい話なんで、「技術的退行・・・」という影の声は無視してしばらく煮詰めていきたいと思います。