カテゴリー別アーカイブ: 野山の野鳥

サンコウチョウとか・・・ムギ君も。

雨上がりの朝は野鳥の気配は少なかったものの、はばたきの丘にサンコウチョウ♂adが出てくれた。実のところミラーレス一眼を今季から試しているのだが、全然使える写真が撮れずで「ん~、デジスコの呪いか~?」 というわけでもないが、今朝はデジスコを持ち出した。面倒なシステムだが12年以上デジスコで野鳥の写真撮っているから、まあ、いれば何とか撮影はできますW。

でもって、以前から撮りたかったサンコウチョウのさえずり写真です。口の中を撮りたかったんですが、やや青味がかった黄緑色をしているのが確認できますね。ネット上では蛍光グリーンなどと書かれていることもあるようですが、そんなケバイ色ではありません。

色ついでに、サンコウチョウのアイリングの色なんですが、図鑑にもコバルトブルー(cobalt blue)と記述されてる本もあるし、その辺りからきてているのでしょうが、野鳥関係のサイトでもコバルトブルーと書かれているのがありますね。medaichi的にはコバルトブルーってもっと暗色やし、どっちかっつうと明るめのシアン(cyan)と違うかなと思うんですけどね。まあ、口の中の蛍光グリーンと同じで装飾過剰な表現ではあると思います。ちなみにMark Brazil著の「BIRD OF EAST ASIA」には単に”blue”とかかれていましたW

え~、5/3にいたムギマキ♂です。例によってmedaichiはムギ君とは徹底的に相性が悪いので撮れてませんW。お写真は常連のお客様のyoshisan様に提供頂きました。多謝 つまるところ、観察できた時はカメラ持ってなかったり、カメラ持ち出した時はおなじみの「さっきまでいたのに」シリーズとか「昨日までいたのに」シリーズとなります。

今朝はイソヒヨドリ・・・

今朝は展望塔近くの緑道でイソヒヨドリが良い声でさえずっていた。・・・ヒヨドリと名がつくもののヒヨドリではなく、ツグミに近い仲間です。英名はBlue Rock Thrushやから本来は「アオイワツグミ」かな?  ツグミの近縁ならSongの上手いのもわかりますね。アフリカからユーラシア大陸に5亜種いますが主に名の通り高原・山地に棲み、日本の亜種のみ海岸の岩礁地帯にいます。

「よくさえずるなあ」と思っていたら近くにお嫁さんがいたのですね。♂の青と赤茶の華やかな色合いに比べ地味ですがイソヒヨドリ♀です。

この稿の写真♂♀2枚ともmedaichiのデジスコではなくて、先日紹介したPanasonicのミラーレス機DC-G9Proと100-400ズームの三脚無し手持ち撮影です。明るくて手前の開けた鳥には楽でいいですね。写りもそこそこ使えそうです。

まだ飛び物とか試していませんが、昆虫とか、野鳥園前の大阪港大関門通過の船舶とか、撮影の選択肢が増えるのはmedaichi的には助かりますね。薄暗い植栽のゴチャゴチャした所の鳥はデジスコでセミオート、マニュアルでピントを送り迎えせんと撮れませんが、所詮、ひとつの機材で何でも撮ってやろうというのが虫のいい話なんで、「技術的退行・・・」という影の声は無視してしばらく煮詰めていきたいと思います。

アカハラ、センムシ、エゾムシとか・・・

今朝は快晴、肌寒いけど風もなく良いコンディションだ。展望塔前の植栽にアカハラが数羽かたまっていて、渡ってきて間もないのか、medaichiを気にせず盛んに採餌していました。野鳥園でこの辺りの大型ツグミ類の写真と言うと、暗い階段下の枯葉背景というのが普通なんですが、今朝はとまり物を揚げておきます。まあ、止まっているのが錆びた鉄アングルというのが玉に傷ではありますが、そこはご愛嬌・・・。

センダイムシクイです。エゾムシクイもさえずっていましたが撮れませんでしたW。さえずりの「チヨチヨ・ヴィー」が聞こえましたから問題ないですが、写真でも下嘴がオレンジ色で先端部に暗色班が無いのが見えると思います。

高い枝先にいるのでかなり手を焼きましたが頭央線も撮れました。下嘴と頭上の頭央線を一緒には撮れんので解説っつうとこんな風になります。ムシクイというだけで面倒なんですが手を焼く理由は後述します。

やっとこさキビタキとか・・・

今日は黄色い子を探しに・・・。昨日、記録が揚がっていたので、「まあ、いたら撮れるだろ・・・」なんてお気楽に出かけたmedaichiだが、思いのほか手を焼いて3時間もかかってこんなややこしい証拠写真が1枚。普段ならボツ写真、とてもお見せできるようなものではないが貴重な証拠写真なので揚げときます。手こずった訳は後日お話させていただくとして、野鳥園の緑地にも夏鳥達がそろい始めました。

オオルリやクロツグミとか・・・

皆さんやっとこさ春らしくなってきましたね。サクラも終わりなのに何ズレたこと言ってるんだかと思われるでしょうが、要は夏鳥君ってことですよね。3日にはsongも聞いていたのですが撮れずじまい。天気が悪かったりで今朝がオオルリ君の今季初撮りとなりました。

朝早くに、けっこう早くやってくるクロツグミ♂も2羽みかけたので、medaichiお気に入りの大型ツグミ撮影スポット、おなじみの階段下に・・・。先着のお客様に「出てるよ~」と教えていただき早速撮影・・・。ん~、撮ってなんぼのmedaichiとしては楽だW。他は西池干潟にmedaichiの親戚のメダイチドリが8羽。こちらはお昼を過ぎてたので写真になりませんでした。

夏鳥たちはまだでした・・・

雨上がりの朝、あわよくばヤツガシラなどとさもしい根性で出撃したmedaichi・・・。わはは、見事に夏鳥君たちはいませんでした。私事で恐縮ですが、先週は何十年振りかの扁桃腺炎で・・・、子供の時以来記憶がないくらい喉が痛くてボケ~っとしてました。medaichiがボケてる間も季節は移ろい、なんともう桜が満開。せっかくのサクラにと思ったんですがね。毎年のことながらそう物事は思い通りにならないものですW

テングチョウは、顔の先が尖っている茶色っぽいチョウだ。天狗の鼻のように見える部分は下唇ひげ(パルピ)というらしい。低山の雑木林に一般的だけど、幼虫の食草はエノキなどとなっているからか野鳥園内でも多く、成虫のまま越冬した個体が3月下旬から飛びはじめる。おなじタテハチョウ科のルリタテハも春の野鳥園ではよく観察されるが、食草とは無関係なエリアでも越冬するらしい。