ムギ君も渡りの大型ツグミも撮れてないのに、もうジョウビタキが・・・。遠くて普通は揚げませんが今季初認ということでご容赦。「ヒトのグダグダや思いに関係なく季節は移ろうんだなあ・・・」と、この鳥を見るたびに思います。
おなじみのヤマガラですが、秋が深まり冬の気配がするころには野鳥園からいなくなることが多いので、まあ、揚げときましょう。やっぱアラカシとか団栗の樹は気になるんだな。
キビタキはまだたくさんいるが♂成鳥は少ない・・・。でもって「♀ばっかりだよ~」ってお話しになるのだが、そう言っちゃうと当ブログ的にはなんの面白みも無くなっちゃうので、今日はキビタキ♂の第一回冬羽のお話し。オオルリの♂第一回冬羽みたく、体は青いのに頭だけ褐色ってことならわかりやすいのだが、当ブログのお客様にはもう少しこだわっていただきましょうW
この春、4/23に「キビタキ♂第一回夏羽」について書いているので併せて読んでいただけるとわかりやすいと思われます。キビタキの年齢の識別はさほどむずかしくはないが、幼羽から第 1 回冬羽への換羽については体羽,小雨覆,中雨覆と大雨覆,三列風切の一部だけを換羽し、第 1 回冬羽の時点で,内側大雨覆や腰,尾羽の一部に雄の特徴が見られる個体もあるので注意が必要だ。つまり♀の様に見えて実は♂の特徴が出ている子がいるってことですね。
そう、キビタキの♂は「第 1 回冬羽の時点で,内側大雨覆や腰,尾羽の一部に雄の特徴が見られる個体もある」のだ。で、例によって「図鑑に書いてあることが実際にどう見えるか・・・」というのは当ブログのテーマのひとつだから、medaichiとしてはスルーはできんわけで・・・
先日のエゾビタキ君の証拠写真がひどすぎると身内からブーイングを食らわされて、今朝は撮りなおしに行くはめに・・・。medaichiがエゾビタキを狙うのは、はばたきの丘を北に降りた、明るくまばらなクロマツ林だ。春秋のシーズンならまず堅いですね。よく止まるスポットも数か所決まっています。
この子は、キビタキ・ムシクイスポット(medaichiが勝手に名前を付けているだけ)にやって来たキビタキのお嬢。一昨年の台風で植栽部の樹木が倒れ、変化はあるものの野鳥が出る場所は、この場合、撮影しやすいという意味合いでもあるのですが、だいたい決まっています。そういった意味から、ホームグラウンドを決めて定期的に観察に通うことには大きな利点があります。
先日のウォーミングアップで下心を見透かされて撮らせてくれなかったキビタキ君・・・。今朝は無我の境地WWで緑道に佇めば姿を見せてくれました。そう、何事も我欲が先走ってはいけません。若い頃から野鳥を観ていますが、ん~、まだまだ修行が足りません。
お天道様の下をまっとうに歩けないmedaichiは日陰の写真ばかり撮っていますが、上のキビタキは逆光の日陰・・・。コントラスト、彩度などをいじってます。補正無しだと少々モヤついてました。
でもって、ソロ~リと忍び足で同じ日陰でも順光側に回り込んで撮影したのがコレ。ん~、変わり映えしませんがキャッチライト(黒目に入る輝点)は綺麗に入るので、野鳥に表情が出て生き生きした感じに撮れますね。これで止まり枝一本ならば、ぼかした緑の背景にキビが浮き上がっていい感じになるのですが、余分の細枝が多すぎてイラッと来ますねWW。まあ何事もそう思い通りにはなりません・・・。
そう、ぼかした背景にすっきりとコサメビタキが・・・。ん~、「地味だ」 そう、この子は地味なのだ。地味な野鳥のベスト3に入るんじゃないかなあ。medaichiは地味目の鳥は好きですけどね。
え~、朝晩涼しくなってきました。台風や長雨を口実に緑道の撮影をさぼっていましたが、さすがに怒られそうなので、今朝は出撃することに・・・。「青いのや黄色いのをさっさと撮ってしまおうぜ~・・・」というmedaichiの下心を見透かされて、キビ君は撮らせてくれませんW 。その点オオルリ君は素直な良い子が多いのでしょう。「ここにいるよ~」と撮りやすい枝にとまってくれます。
今日は祝日、日が昇ると藪蚊や人が多くなってきたのでそそくさと退散しました。まあ、ウオーミングアップってことで・・・。
ここ数年来、さえずりの丘などで、このようなお茄子に似た花を見かけるが、北米産の外来植物で「ワルナスビ」といいます。茎や歯に棘がありますから子供達は気を付けましょう。実もプチトマトみたいですが有毒です。除草剤も効きにくく、地下茎の断片でも生えてくる駆除しにくいやっかいな植物だ。まめに抜去するか、刈払うしか方法がないか・・・