カテゴリー別アーカイブ: 野山の野鳥

ハイタカとか・・・の続き

171217haitaka 秋からいるハイタカ君ですが、やっと野鳥園に慣れてきたのか、展望塔前に来てくれるようになりました。毎年のことで、越冬しにやってきてすぐは警戒して、ナンキンハゼには止まってくれませんが、だいたい年末間際ごろになると・・・、ハイタカ君も「ハハ~ン、カメラの奴らも展望塔からは出てこんのね~」とわかるのか? ハイタカの木や展望塔前のナンキンハゼにとまりだします。

171217haitaka2 でもって、本日のネタは「ハイタカの水掻き・・・蹼って字かな?」って、なんのこっちゃ?  と思われるかと思いますが、まぁ、medaichiが昔から気になっていた部分・・・ん~、鳥頭のmedaichiが考えてることなんでスル~していただいて結構なんですが、今日、ハイタカ君に「趾、見せて~」と言ったら、「ハイッ!」って右足だしてくれたんでお話しすることにしましたW  ハイタカの第三趾(中趾)と第四趾(外趾)の間に退化した蹼様のものが見えます。

普通、陸上で生活している鳥には水掻きはありませんね。サギとかシギチドリ等の水辺を歩く鳥は退化してて半蹼足となっています。ふつう陸上で暮らす鳥にはないはずの水掻きの名残のようなものが、ハイタカにはあるんですねえ。まだ他の猛禽で検証してないんですが・・・。図鑑などで、「ハイタカの第三趾(中趾)は長い・・・」とか書かれてますんで、足趾ばかり観察してたついでのネタです。

karafutoaoashi おまけ写真で、以前、カラフトアオアシシギの撮影時に必死で撮った、足指の水掻きの画像を揚げときます。第二趾と第三趾の間にも水掻きが見えますね。 シギチなんかだと、水辺を歩きやすいように水掻きを小さく進化したってのも納得なんですが・・・。あっ、それから、このネタですが、変わりものだと思われるかもしれませんから、他の人に聞くときは注意したほうがいいかもW

ニシオジロビタキとか

291210nishiojirobitaki 昨日のフィールドノートに、ニシオジロビタキの記載が・・・。「はばたきの丘にいたってよ~」との情報もらって探しに行くことに。丘にのぼるといきなり「ジジジッ」っと来たW。え~っと、喉下に黄色み無し、下部には黄色みがあって大雨覆いに幼羽が残る第一回冬羽ってことね。この段階では♂♀わかりませ~ん。

 いつもは外側尾羽の基部の白色部・・・って見るんですが、今回は前から気になっていた上尾筒の色に注目してみました。暗色ではありますが黒くもないっすね。ここら辺は成幼で羽衣の差はないとか・・・。まあ、地鳴きのコーム音(櫛の歯をジジッっと鳴らしたような音)は、尻上がりでしたからニシオジロビタキでいいのかと。

ノスリとか・・・

171129nosuri雨模様の定休日・・・。朝から出稿用のPDFを編集してたのですが、頭が煮詰まって飽きてきたので気分転換~って、気分転換ばかりという声もありますW   展望塔に出るとなにやらデカイのが・・・、「うおっ!、ノスリ・・・」   ん~、確かにね、その木はmedaichiが立てたやつだけど、君のようなデカイの用じゃないのよね、もっとこう、可愛い系の小鳥用・・・。medaichiのデジスコはワイド端が1.200mmだから、フレームアウトするじゃないか。

medaichiに言わせると、この至近距離の撮影は少々手ごわい・・・。10mちょいだと、不用意な動きで気配をみせると即アウト。窓からレンズなんか出せないので、数m下がってアングルを探す。とりあえずAutoで1枚、でもって、露出を補正したらフォーカスをマニュアルにして・・・となるんですが、カラスが邪魔してさようなら。まあ、大抵はこんなもんです。

チュウヒとか ・・・

P1090312medaichiはデジスコだから、飛び物は知らん顔してるんだけど、たまたまカメラ出してたので練習を・・・W  チュウヒは3.4個体出ているようです。午前中早め、光線の良い間にアシ原バックで撮ると面白いかと思います。虹彩が明色の幼鳥君ですね。

P1090285ハイタカ君も、展望塔前の紅葉を落とし始めたナンキンハゼに来てくれる様になったみたいです。堤防際の草地にもいるようだし、野鳥園北のソーラーを観ている時はクロマツ林にとまっています。野鳥園東の造成地の草原で狩りをしていることもありますから、数か所を巡回している感じですね・・・。

ハイタカとか・・・

171107haitakaHYさんに、展望塔前のナンキンハゼに来たハイタカ君を投稿していただいたので、本サイトに揚げてから、鳥探しに出かけると、同じ子と思われるのが北のクロマツ林にいました。カラスに追い回されてました。まあ、証拠写真ってことで・・・。北のソーラー周辺、東隣の空き地でいるんじゃないかと思っています。

171107miyamahoojiroミヤマホオジロ君は♂♀まだいます。先月は後半に台風が2個もきて、medaichi的には、この秋の渡りは、「今一、盛り上がりにかけるな~」って、もう、冬鳥来てますし~。結局、ムギ君の赤い子撮れんかったし・・・残念。本業の仕事がぐだぐだに忙しかったってのもあるんだけど、まあ、お尻に火がついている原稿あるんで、しばらくはそっちにかまけてると思います。

ミヤマホオジロ、キクイタダキ、アトリ

171101miyamahoojiro朝は寒いくらいですね。良い天気なので、張り切ってムギマキ探しましたが・・・残念W そのかわり、さえずりの丘でミヤマホオジロ君が出迎えてくれました。一緒に雌も行動していました。どっちかというと、呑気に♀がメヒシバ・・・?を(コメヒシバかもしれない)を採餌しているのを、♂が警戒してるって様子でした。171101kikuitadaki

数日前から入っていましたが、ヒマラヤザクラとトイレの間のクロマツ林にキクイタダキ10羽+。まだ、高い松の枝先、上のほうにいて降りてきてくれません。見上げの撮影なもんで頭頂部が写りませんW 証拠写真で勘弁してください。大きな声ではありませんが、良く鳴いているので、見つけるのは楽だと思います。171101atori

アトリの小群・・・20羽+。緑道にアキニレの実が落ちているような所で採餌中でした。アトリは今時分、記録はあるんですが、ほとんど1羽とかで、ちいさいけれど群れではいるのは珍しいです。冬、農耕地や草地に群れでいますが、あんまり野鳥園のような湾岸部にはいないのかもしれません。可愛い小鳥だから、冬中、観れたら楽しいんですがねえ。