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ホウロクシギ来ました!!

仕事明けでヨレヨレのmedaichiが野鳥園に到着すると、いきなり西池干潟にホウロクシギが来たとのこと・・・。瞬時にテンションMAXでカメラセット。無事、証拠写真撮影となりました。まあ現金なものではありますW そうですね。やっぱこの子らが出てくれないと雰囲気盛り上がりませんものね。早速、本サイトにも揚げることができました。

「この秋冬の撮影分とか全然整理しとらんし、書きちらかして途中でほったらかしの記事原稿いっぱいあるのにどうしよう?・・・って、ま、いいっかW」とお気楽に今季の春の渡りが始まりました。

ヒレンジャクを投稿いただいた・・・

2月23日(木祝)の15:00ごろ、展望塔前のナンキンハゼに、ヒレンジャクの11羽の群れが来たらしい。例によってmedaichiが仕事で帰った直後・・・W。こいつは毎度のことなのだが、なんとカメラの常連さんでも撮影した方おられなくて・・・ん~、困った。ところが、これまた毎度の遅ればせながらメールチェックしたところ、m-yosi様から投稿いただいていた。

m-yosi様、とても助かりました!! ご丁寧に全体のお写真まで添付いただき、観察記録の観察数も訂正することができました。早速、本サイトに揚げさせていただきました、ありがとうございます。なんでも野鳥園は初めてのご来園とか・・・、そろそろ春の渡りもはじまりますので、これを機会に今後のご来園、ご投稿をお待ち申し上げます。

ヘラサギがいたらしい・・・

先日、お客様のあゆちんさんからコメント欄に、高槻市の三島江でヘラサギが観察されていると情報提供いただいた。あゆちんさん、お返事遅くなってごめんなさいね。撮影されている方のblogを検索して拝見すると、野鳥園で観察されている個体とかなり似ている。2月になってから観察されるようになったとすれば、北港埋立地の工事の進捗と関連性があるのかもしれませんね。

三島江周辺は国の「淀川河川公園」として整備されているようで、取り急ぎGoogle map埋め込んどきます。ああそれからmap上に「三島江野草地区」とアイコンありますが、ヘラサギの観察場所を特定したものではありませんのでご注意を・・・。

今日はあいにくの曇り空・・・。こういう日は汽水池のクイナが、日中動いていることが多いです。ん~・・・、出てくれるのはいいんだけどなあ。暗いもんでデテールつぶれ気味もええとこの写真ばっか量産するハメに・・・。たいてい嘴が泥だらけなので、洗ってきてもらうことに・・・。

「おっ! 綺麗に洗ってきたなっ」と思ったらすぐこれだもんねW。顔まで泥だらけやん。まあ、この子みたいな、葦原で密やかに暮らしている地味目の鳥はmedaichi好みやからええけど。

ホオジロ♂君とか・・・

ここんとこ大きめの子ばかり撮っていたので、「春に備えて小鳥の撮影も練習しなくちゃ・・・」とか「カメラ替えようかなあ・・・」などと不埒な妄想竹を生やしていたmedaichi。作業を午後に蹴飛ばしてカメラを持ち出したら、目の前のススキにホオジロ君が・・・。ん~っ、相変わらず前ピン気味やし・・・、フォーカシング亀やし~・・・。

とわ言うもののオートで手前のススキにとられるフォーカスを、スコープ側でマニュアルで送り込んで、無理くり合焦させて撮影とか、小細工が楽なもんで止まり物はmedaichiはやっぱりデジスコかな~。最近、お客さんでデジスコの方いないもんね。もう化石なんかもしれませんW。

ヘラサギ8羽を観察したこと・・・

いや~! 皆さん寒波っつうか、ここんとこ寒い日が続きますね。今朝のmedaichiは珍しく寝坊をせずに野鳥園に到着。六甲の山並みは白く冠雪して綺麗ですね。medaichiが若い頃「六甲山に雪がつもると、違った野鳥が来る・・・」等と先輩諸兄から吹き込まれたもんです。まあ、あてにしないで観察に励むことにしましょうW。

ん~、のっけから蛇足的余談ではいってしまいましたが、んなことはどうでもええんです。今朝はなんとシャモジが8本並んでいたのです。ヘラサギが8羽、今季のMAXですね。早速、端から個体を確認していきましょう。

右端にポツンと1羽だけ離れている子がいました①番としておきましょう。別の写真を拡大すると、この子は嘴先の黄色部分にポツンとほくろの様な黒丸がある子とmedaichiが覚えている子で、冠羽も長め、羽軸も白かったので4年目春の可能性がありますね。

の子は④⑤⑥の子達を観てみましょう。3羽とも冠羽の伸長は無いようですし、⑤の子の嘴は僅かに肉色がかって見えます。④と⑥の子の嘴は黄色味がかって基部から黒ずんできていますが平滑で、去年生まれの2年目春の子達のようです。③と⑧の子はこの秋から観察されていて、4年目春以上と思われます。②と⑦の子は初見で翼の暗色部や羽軸とか確認してませんが、冠羽の伸長の兆しが見えていますから3年目春以上ではあるでしょう。

大雑把に年齢を観てしまいましたが、今季の大阪港近辺の個体群に幼鳥3羽を確認できたと思っています。今日は冠羽と嘴の色合いでお話ししましたが、特定の部位だけで判断せず、初列風切の暗色班や羽軸の色、虹彩の色、のど袋の縁や脚の色等観察出来た各部位を総合的に判断しなければならないでしょう。

でもって、本日の重箱の隅は「ヘラサギの雄雌」です。以前、日本クロツラヘラサギネットワークが出されていたクロツラヘラサギのパンフレットに「クロツラヘラサギの雄と雌 / 雄(オス)と雌(メス)の違いは雄の方が嘴が少し長いのですが、外見ではほとんど区別できません。」と書かれてあった。万事適当なmedaichiは「ふ~ん、じゃあ同じトキ科ヘラサギ属だし~、ヘラサギも雄の嘴のほうが長いんじゃね・・・」と適当に納得していたんですがどうでしょう?

ヨーロッパのヘラサギの年齢識別関係のサイトに「雄雌直接比較すれば、明らかに雄の嘴が長い・・・」と記述されているところがありました。「雄雌で比べればっつうことは、単独で観ればわかりにくいってこと?」 しようがないのでペアで行動している2羽の写真を揚げときます。どちらの嘴が長く見えるでしょうか。

ノスリ幼鳥とか・・・②

このところ展望塔前でよく見るノスリの幼鳥はこの子です。汽水池脇のナンキンハゼにいるところを本サイトに揚げたのですが、不埒なmedaichiは「ノスリってカマキリ食べてる印象しかないし~、なんか茶色のダルマさんみたいだもんね・・・」とか悪口の言いたい放題W。

ところが、今日は展望塔前でオオバンをキャッチ。カラスを蹴散らしてお食事タイム・・・

 

 

 

 

 

 

ん~・・・、こうして観るとイヤ凛々しいお姿で、ちゃんと猛禽しておられますう。見直させていただきましたあ。←いつのまにか敬語になっているmedaichi。とまあ、人間のつまらない思惑とは無関係に野鳥達は厳しい冬を生き抜いているってお話でした。