カテゴリー別アーカイブ: 野鳥

とりあえずのサンコウチョウ・・・

今日はトウネンが423羽と今季MAXでえ~、右上黒/白の上海標識個体がいて~と賑やかだったのですが、標識個体の写真が遠かったのもありますがうまく取れずバチクソ機嫌の悪いmedaichi・・・。でもって、「サンコウチョウ出てるらしいで~」とNPOの偉いさんがけしかけるので、「まあ、ここ数日お客様頼みで撮りに行ってないからいいっか・・・」と勢いで出撃することに・・・。

「ん~、どうせ高い枝先のサンコ、見上げで撮っても黒つぶれやろしな・・・」等とブツクサ文句垂れながらもとりあえず+補正を・・・。むむむ、このカットムズかったのですが、一瞬サンコに木漏れ日が偶然あたってアイリングのブルーが撮れました。あはは、マグレもええとこなんですが、まあ相手が野鳥なもんでこの「マグレ」っていう要素はあるでしょうね。野鳥写真やってるやつが身も蓋も無くなるような言っちゃいけませんが、シャッタ押さんと絶対撮れんわけですから、撮ったもん勝ち、シャッタ押したもん勝ちっていうのはありますね。

5/4カラアカハラ♀がいました

今シーズンはクロツグミの当たり年というか、個体数も多く囀りも楽しませてくれた。で、「そろそろマミジロの・・・」というわけで階段下へ・・・。アカハラ3羽にくっついて、なんか変なのがいる・・・。双眼鏡でみていると喉下から胸にかけて白っぽい。警戒心が解けてなかったというか、medaichiの動き方が下手糞なので飛ばれてしまいましたW。

待つこと2時間・・・。去年の春にカラアカハラ♂の1stSと思われるのが来ていたので、まあ期待はしていたんですが今季は女の子が来てくれましたね。カラアカハラの♀です。普通、単独で他の鳥にくっついている子じゃないんですけどね。暗かったのと接近できなかったので写真にデテールがが出ず申し訳ありません。

幼羽っぽい印象は感じなかったのですが、上面に青灰色味もさほど感じられず、medaichi的には♀の第一回夏羽の印象を残して判定保留Wとさせてもらいます。あまり見たことない鳥なうえに普段の勉強不足で・・・不悪!!

今季のクロツグミは・・・

野鳥園でクロツグミというと、まあ地べたで落ち葉を引っ搔き回しているような冴えない写真ばかり揚げていたのだけれど、今朝は囀っている個体が多かったので趣向を変えて囀りの個体を探してみることに・・・

カメラはしばらく置いといて、まずは双眼鏡で囀っている子を探していきます。野鳥園の場合、樹高の高い梢をソングポスト(お気に入りの囀り場所)にしている場合が多いので、鳴き声をたよりに探します。クロツグミにこちらの姿を見られると警戒してスッと下に降りちゃいますが、しばらく待っていると上がってきますのでチャンスですね。

ソングポストが何か所かだいたい掴めたら、こちらの姿を見られないように近くの樹の背後や枝葉の隙間から狙うことになりますが、高い梢の鳥を欲張って近づきすぎるとこんな下から見上げの間の抜けた写真になりますねW。マメに撮影できるアングルを探すのが肝になります。

メダイチドリで蛇足的余談・・・

春のシギやチドリ達の渡りが始まって、メダイチドリが順調に個体数を伸ばしてきている。先日の4/13(土)にも30羽を超え、野鳥園干潟の優占種に・・・W。「管理人のハンドルがmedaichiだから特別に彼らを優遇しているんだろう・・・」等と御無体なご想像をされかねませんが、ここ数年の傾向として観察される個体数が増えてきています。

展望塔のお客様に「♂♀ってあるんですか~?」と聞かれ、「え゛? 何言ってるんだ? 生き物なんだから♂♀あるに決まってるじゃないか・・・?」と不覚にも一瞬言葉を失ってしまったのだが、すぐに「あぁ~、♂♀の羽衣の違いかぁ、♂♀区別がつくかってことね・・・」と立ち直りました。お詫びにメダイチドリ♂♀の比較画像を揚げます。

キビタキで3枚・・・

今朝はキビタキがドサッと数入ってました。去年の記録をみると数が入ったのは4/16だから、まあこんなもんでしょう。展望塔を出て桜道へ・・・。早速、撮らせてくれたのはいいんだけれど背景がゴチャゴチャしてて、面白くないので羽衣の解説用写真に使うことに・・・

同じ個体で少しすっきりしたところに・・・。散り際のサクラもボケてくれていいんだけれど、斜逆光で顔が影っちゃいました。準ボツ写真Wやけどどこかで使うかもしれんのでキープとします。

同じ個体がややこしい所に・・・。手前の花にフォーカスが引っ張られるのをマニュアルで送って撮影・・・。野鳥写真としてはボツやけどサイトの雰囲気づくりにいいかも・・・。medaichi個人的にはこんな双眼鏡の視野を切り取ったような写真は臨場感というか嫌いじゃないので、本サイトの方で使うことにします。

クイナとメダイチドリとか・・・

今朝みたいな雨模様の時、緑道の奥にいると降られちゃうと困るので、早々に展望塔まで引き返すことに。汽水池の泥にクイナっぽい足跡が・・・。3月の中旬位に鳴き声を聞いていて、2羽姿が観察されたのが4/4だったと・・・。

「今朝は出るかな~」とかお喋りしていると出たW。この子は警戒心の強い子なもんで、朝夕とか薄暗い曇りの日がチャンスなんだけど、汽水池ではこんな風に葦を一線はさんだ状況が多くて開けたところに出てくれません。まあ普通はこのようなボツ写真の大量生産にW。

こういう時、medaichiはあらかじめ行動線の途中に開けた部分を探しておいて「ここに来たら撮影・・・」って決めるようにしています。ん~、ダッシュされちゃいましたねえW。ボディ止まらんかったけど顔が止まっているからまあいいや。

そうこうしていると、このところ順調に個体数を増やしているメダイチドリの群れが・・・。西池干潟に14羽降りました。この手の子達は降りたのち汀線上にバラけてしまって写真が間延びしますから、舞い降りた直後がチャンス!!  連射しておきます。

降りた後は基本動いて採餌している子を追いかけます。medaichiはオオソリハシシギとかメダイチドリを見ると、反射的にゴカイを採る所を撮影する性癖があります。

群れがいるときは望遠鏡を持ち出して端から順番に一羽ずつ観察していくと、同じメダイチドリでも色々な羽衣があって面白いですね。雌雄の差がある種で成幼も含めて図鑑に書いてあることが実際のフィールドでどんなふうに見えるかとか、どこまで見分けることができるんだろうかとチャレンジしていくことは大変興味深く、Birdwatchingの楽しみ方の幅を広げてくれると思います。