カテゴリー別アーカイブ: 大阪南港野鳥園

アサギマダラがいました

早くから緑道に出撃したものの返り討ちに・・・W   不貞腐れてデスクに戻るmedaichiをアサギマダラが慰めてくれました。「こいつも渡り蝶だから、まっいいっか・・・」と撮影。野鳥園の蝶っていうとテングチョウとかルリタテハやけど、春や秋にはこのチョウも通過する。蝶にしては結構なスピードで飛翔するし、なんか滑空してるように見えたりとか、おかしな蝶だ。

盛んに吸蜜してますが、ん~っと、これ何の花だっけ?  ヒヨドリバナ・・・?  ん~、よくわからんのだけれど。 つうか、今日は10月21日でしょ。遅くね?だいたいアサギマダラの秋のわたりって、地域によって違うけど、野鳥園当たりじゃ、9月末から10月上旬で、ちとタイトじゃなかったかな。春は4月の中旬から5月いっぱいチラホラって感じだったと思うんやけどねえ。

暖地では幼虫越冬するらしいのだが、食草の関係で山林に行かないといかんし、幼虫や蛹じゃmedaichiみたいな素人にはみつからんやろうWW

8月21日(水) 干潟のシギチドリ・・・

今日は定休日でしたが、medaichiは本サイトのメンテに・・・。ん~、medaichiは、このブログもそうだけど、本サイトにも来場者のカウンタをつけていないんだが、アクセスを見てみると、8月に入って、シーズン前なのに数千人、ブログだけで千数百人の来場者がおられた。毎度のことながら、ちょっと考えさせられますねえ・・・、遊んでてええんやろか?W?W

野鳥園本サイトの観察記録をみていただければ、お盆を過ぎて賑やかになってきたのがおわかりかと。まあ、テキストだけだと雰囲気伝わらんかも~。なもんで、暑くなる前にちょこっと撮影してみた。

でもって欲張ったW 1枚・・・、シギチドリが6種写っています。野鳥園のお客様なら、どうってことないですねW  手前の干潟上に左から、トウネン、オオメダイチドリ、葦かぶりでメダイチドリ、ダイゼンですね。真ん中の、水辺に立ちこんだ5羽の群れはどうですか? 左の子が大きく見えますね。

はい、オオソリハシシギとアオアシシギでした。秋のオオソリハシシギは幼鳥が多いのだけれど、早い時期は成鳥もいるようです。近くで撮れてませんからわかりづらいですが、すでに肩羽あたりに冬羽がちらほらしておもしろいですよ。

チュウシャクシギもいます。他にはキョウジョシギが綺麗でした。左丸のオオメダイチドリ君、くちばしもぶっといですが、足も長いですね。右丸のメダイチドリと比べてみてください。他にはソリハシシギ君やイソシギ、タカブシギと思われた子もファインダを横切りましたが撮れてません。

                 撮影した画像をプレヴュでチェックしていると「チィ~~」と声が・・・   おお~、いましたいました、野鳥園に今いるカワセミはこの子です。1枚しか撮らせてくれませんでしたから、素っ気ない写真ですが・・・。

8月ごろからたいていカワセミが観察できるのですが、ほとんど若鳥です。良い環境は、成鳥が縄張りしていて、若鳥たちは、こんな海岸・河口部まで拡散していくのでしょう。見かけたら「頑張れ~」って応援してあげましょう。

汽水池の配水管、逆止弁を修理した

まぁ・・・別にどってことないお話しですが、読者の皆様に野鳥園へのご理解を深めていただけたらとお話しさせていただきます。お世話になってるGoogle Earthさんで画像を落とさせていただきました。野鳥園の3つの池、北池・西池・南池は現在、海水化していますが、建設当時から海水だったのは西池のみで、北池は真水、南池は汽水(真水に海水の混入した状態)でした。

海水化したのは、潮の干満により干潟を現出させ、西池だけでは不十分だった渡りのシギチドリの個体数を増やそうという意図でした。2003年、その際、環境の多様性もせねばということで、汽水だった南池の東側1/4を作業道で仕切り、汽水環境を残存させたわけです。白丸内の画像でご確認できると思います。

汽水池には、園内より雨水を導入していますし、台風の高潮で海水の流入することもあり水位を保つため、配水管を設置していますが、当然、満潮時に海水が逆流するのはマズいわけですね。そこで、海水側に逆止弁を設置して、排水はできるが満潮時の海水の逆流を防いでいるわけです。そんな大層なものではありません。ただのゴムの板WW

でもって、そのただのゴムの板が経時劣化でブっ飛んだつうわけで・・・。「medaichi、修理しとけよな~」と偉いさんに言われてたのを、ヘラヘラ怠けていたのですが、さすがにそろそろ怒られそうな雰囲気全開なもんで、あわててホームセンタでゴム板を調達、ステン板で管径を調節してあるところに現地加工でゴム板取り付け完了WW

夏鳥たちはまだ・・・その②

なんでも、昨日は大阪城公園でオオルリとセンムシが出たとのこと。「今日こそは・・・」と園内をうろついて、桜の前で粘りましたがあえなく撃沈・・・。お約束のさくらメジロですWW ああ~っと、この子姿勢がいいですね。鳥イラストのネタに使えそうです。わはは、もろに図鑑の写真みたい。

一応、ビンズイの6羽の群れと、シメは観たんですが写真になりませんでした。とりあえずの証拠写真ですみません。

園内をうろついていると、はばたきの丘の北の緑道になにやら白っぽい花が・・・。去年まで無かったんだけどね・・・ハマダイコン? 北池の斜面に自生していたのは知ってたけれど、去年の台風で種が吹き寄せられたんだろうね。つまりこのあたりまで越波浸水していたということです。

ん~っと、ハマダイコンのようです。ハマダイコンの種・・・正確には「莢」か? これって熟しても割れないし、なかにスポンジ状に空気を含むから水に浮きます。風や波で拡散していくということですね。聞くところによると、外来種で「セイヨウノダイコン」ってのがあるらしい。調べてみたけど、よく似ている。そんなに草丈高くないし、もっさり群生してるって感じてもないのですが、不勉強なmedaichiにはよくわかりませんでした。園内、けっこう帰化植物多いもんで・・・

夏鳥たちはまだ・・・

何でも、大阪の桜(ソメイヨシノ)の開花っていうのは、大阪管区気象台が大阪城公園西の丸庭園にある標本木を観測してするらしい。5輪以上が咲いているのが開花の基準とか・・・。今年は27日、昨年は暖かで早かったけど、これで平年並みかな・・・。

野鳥園でmedaichiが勝手に決めている標本木もご覧の様に開花となった。だいたい開花から7日で満開だけど来週は気温が下がりそうなので遅れるかも・・・。ん~、去年の台風で園内の桜も倒れちゃったのたくさんあるから、寂しいんだが、いずれにしても来週末が見ごろかな・・・。緑地部分は開放してますが、被害の大きかった北のクロマツ林付近、一部足場の悪い所がありますから、あらかじめご注意くださいね。

今朝は、まじめに園内をチェック・・・。まだ夏鳥たちの気配はなかった。早い所なら青い子や黄色い子の成鳥が現れてもよい頃だけどね・・・。むふふ・・・「あわよくばヤツガシラ・・・」等と不埒な欲まるだしで歩いているから無理っぽいww   でもって、モズ子が良い所にとまったのでパシャリ!!

なんで「良いところ」かっていうと、ん~、medaichiの好きな写真ってことになるんですが、淡い柔らかい逆光で、背景まで距離があってボケて、野鳥が浮き立って見える場所ってことです。まあmedaichiの写真は、分かりやすさ最優先で撮ってますけど、たまにはこんな風なことも考えてます。

シギの休み場を復旧・・・

去年の秋の台風で、3.5mっつうバカみたいな高潮と強風で吹き飛ばされた南池のシギの休み場・・・。基礎だけのこってるし~。「んん~、もう3月だし~、そろそろ春の渡り始まっちゃうしな~。早く復旧せんと野鳥関係の偉いさんに怒られそうだしなぁ・・・」

つうことで、今朝はNPOの仲間と、カメラのお客様のN村さんに手伝ってもらい復旧することに・・・。そこら辺の植栽の支持木を引きずり出してステンの針金で縛り、基礎の石をちょこっと積み上げて終わり。まあ、これくらいで満潮でも水没せんはずなんだが~・・・。ちょっと経過観察ということで。

あと、同じく「南池のお立ち台が傾いてるぞ~」とミサゴ君からクレームが入っているので早急に対応いたしますWW   何でも杭の上面が傾斜してとまりにくいとのことでした。