2022.1.9 ヘラサギが7羽観察された 
  ●今季は2021年12月25日に3羽が初認される。
 明けて2022年1月8日に4羽、1月9日に7羽観察された。
個体数では、クロツラヘラサギの方が少なく希少ですが、日本への渡来の可能性はヘラサギが少ないとおもわれ。大阪府下でも過去2例の記録があるのみでした。
 野鳥園では2013年4月21日の初記録(大阪府下3例目)以降観察頻度が増え、2019年より個体数も増えてきています。
     
大阪南港野鳥園のヘラサギ初記録(2013年4月21日)・府下3例目 
   ヘラサギの大阪南港野鳥園初記録の個体
2013年4月21日(日)の午前10時30分ごろ、探鳥会の行われるなか野鳥園の北池干潟で観察された個体です。その後、北港方面に飛び去りました。
 嘴は黒く先端が黄色、短い冠羽があり虹彩も赤味がかっている。(写真をクリックすると大きな画像が開きます)成鳥冬羽から夏羽に換羽中かと見えましたが、初列風切先端の黒色部分が見られ、3年目の亜成鳥のように思われました。 
     
   以降、手持ちの記録をしらべると
●2015年11月5日から11月12日(幼鳥1羽)
   
     
   ●2016年10月31日から11月11日(幼鳥1羽)
     
   ●2017年11月25日から2018年2月18日(成鳥と思われる1羽)
     
   ●2019年1月26日から3月14日(3羽2/27まで・1羽3/24まで)
2019年1月26日のカモ探鳥会でヘラサギが3羽観察された。嘴先端の黄色部分が一番小さい左手の個体が一番年長のようです。右の子は嘴全体が肉色な幼鳥ですね。 
     
   ●2021年の1月3日に2羽が観察され、1月30日と
 2月4日に5羽、以降数を減らしましたが最後の1羽の
 終認は2021.4.20日でした。