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モズのくちばしの秘密
モズは肉食の小鳥だから、獲物を捕えたり、引き裂いたりするのに、とがった鋭いくちばしを持つのは容易に想像できるけど、実はさらにすごい秘密が隠されていたのです。ベテランのバードウオッチャーさんは良くご存知ですよね。そして、モズに噛まれたことのある人なら(
ん〜っ、あんまりいないかな…W )、おわかりの様にモズに噛まれると無茶苦茶痛いです。
つまり、モズの上嘴の形状は右の写真の白線で示した様に、猛禽の様に鋭く尖って下方に曲がっていると同時に、もう一つの突起…(これを嘴縁突起「しえんとっき」と言うらしい)があり、フォークの様に獲物をしっかり捕まえられるようになっていたのです。さらに、下嘴も写真ではわかりませんが、この形にあわせたくぼみがあるのです。
いや〜、モズってやっぱり「小さな猛禽」だとか「タカになれなかったスズメ」っていわれるだけあってすごいんだなあって思いますねえ。
余談になりますが、編集子の野鳥写真は望遠鏡にコンパクトデジカメをくっつけた、いわゆるデジスコですが、こんなドアップ写真がお手軽な機材で、サクッと撮れちゃうんで大変助かっています(W)…メーカーさんに多謝!! |
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